スペースシャトル・エンデバー、最後の打ち上げ成功

2011年5月16日 22:15

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記事提供元:sorae.jp

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 米航空宇宙局(NASA)はアメリカ東部夏時間5月16日8時56分(日本時間21時56分)、スペースシャトル・エンデバー(STS-134)をケネディ宇宙センターから打ち上げた。

 打ち上げから約2分後に固体ロケットブースター(SRB)、約9分後に外部燃料タンク(ET)が切り離され、エンデバーは地球周回軌道に投入され、打ち上げが成功した。

 スペースシャトルの打ち上げは今年2月のディスカバリー以来、約3ヶ月ぶり。今回の打ち上げはもともと4月29日に予定されていたが、打ち上げ準備中に補助動力装置(APU)に不具合が見つかり、打ち上げが延期されていた。

 エンデバーは2日後に国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングし、計4回の船外活動を行い、ISSの補修作業などを行う。また、アルファ磁気スペクトロメータ(AMS-02)とエクスプレス補給キャリア(ELC)もISSに運ぶ。

 エンデバーとISSの分離は5月29日、ケネディ宇宙センターへの帰還は6月1日に予定されている。

 なお、エンデバーはこのミッションを最後に退役する予定で、スペースシャトルの打ち上げもいよいよ6月のアトランティス(STS-135)を残すのみとなった。

 写真=NASA。

 ■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html

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