地球観測衛星「だいち」、運用終了

2011年5月13日 11:30

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記事提供元:sorae.jp

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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月12日、制御不能になっていた陸域観測技術衛星「だいち」について、運用を終了したと発表した。

 発表によると、「だいち」は4月21日に太陽電池パドルによる発電量が急激に低下し、軽負荷モードに陥った。その後、約3週間にわたって復旧作業が続けられたが、交信不能と判断され、5月12日に停波作業が行われたという。

 「だいち」は2006年1月24日、H2Aロケット8号機によって打ち上げられ、5年以上稼働し、国土地理院の地図データの収集や被災地の撮影、資源探査など、様々な分野で活躍した。

 この写真は「だいち」が捉えた最後の地球。

 ■陸域観測技術衛星「だいち」(ALOS)の運用終了について
http://www.jaxa.jp/press/2011/05/20110512_daichi_j.html

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