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「WebGL」にセキュリティ問題、規格自体の大規模な修正が必要に?
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、
Webブラウザ向けの3Dグラフィック描画規格「WebGL」に、深刻なセキュリティ問題があるとの指摘が公表された(ITmedia)。
「任意のコード実行、サービス妨害(DoS)、クロスドメイン攻撃などに利用される恐れがある」とのことで、WebGLが有効になっているFirefox 4やGoogle ChromeなどではWebGLを無効にすることを勧告している。
詳細についてはMono関連の開発者でもあるatsushieno氏のはてなダイアリー「WebGLの(実質的に)仕様上の脆弱性について(日本語訳)」にて紹介されているが、WebGL経由でGPUに悪意のあるコードを実行させられる可能性がある、というものだ。たとえば、非常に負荷の高いレンダリングを行うことによるGPU(やドライバなど)のクラッシュや、クロスドメインの画像読み取りなどが可能になるという。
これらはWebGLの仕様に含まれる問題であるため、対策は難しいようだ。
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