スマートフォンをクレジットカード決済端末として使うシステムが増加中

2011年5月5日 11:00

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 株式会社ロイヤルゲートは、スマートフォンをモバイルクレジットカード決済端末として使用可能にするシステム「PAYGATE」を開発し、法人向けにサービスを開始した(プレスリリースITmediaの記事)。

PAYGATEのアプリはiOSおよびAndroid端末で動作し、Bluetooth接続のクレジットカードリーダーで読み込んだカード情報により処理を行う。クレジットカード情報はAESで暗号化され、復号化はクレジットカード決済センター側で行うことでセキュリティを確保する。悪用やクレームに対応するため、紙の利用控えに加えて写真やGPSによる位置情報、直筆のサインなどをデータとして交付および保存することも可能になっているという。

一方、米国ではTwitter創始者の1人ジャック・ドーシー氏が設立したSquare社が、スマートフォンをクレジットカード決済端末として使用するサービス「Square」を1年前から開始している(Square社のWebサイトTechCrunchの記事ITmediaの記事)。

Squareは個人や自営業者向けの少額決済サービスとなっており、個人でクレジットカードやデビットカードなどによる支払いを受けることができる。アプリはiOSおよびAndroid端末で動作し、クレジットカードリーダーをイヤフォンマイク端子に接続して利用する。決済額の2.75%が手数料として徴収されるが、アプリおよびカードリーダーは無料で、既に34万台のカードリーダーが配布されている。取引総額は1億3千7百万ドル(約111億円)に達しているとのことだ。

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