スペースシャトル退役後の行き先が決定

2011年4月16日 14:00

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 今年3月、スペースシャトル・ディスカバリー号が最後のミッションを終了した。また、エンデバー号やアトランティス号も今年中に退役する予定となっている。NASAはこれらのスペースシャトルについて、退役後の行き先を発表した(NASA Lunar Science Instituteの記事sorae.jp - NASA、退役スペースシャトルの保管先を発表)。

ディスカバリー号はワシントンDC郊外のスミソニアン国立航空宇宙博物館別館スティーヴン・F・ウドヴァーヘイジーセンターに、4月末に最後のフライトを予定するエンデバー号はロサンジェルスのカリフォルニア科学センター、6月に最後のフライトを予定するアトランティス号はフロリダのケネディー宇宙センターにそれぞれ引き取られる。現在ウドヴァーヘイジーセンターで展示されているエンタープライズ号は、ニューヨークのイントレピッド海上航空宇宙博物館に移動する。そのほか、シャトルのシミュレータや船長のシートなどは米国各地の宇宙センターに引き取られるとのこと。

スペースシャトルの実機を見たい、という方は展示後に訪れてみるとよいだろう。

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