ヤマハのルーター製品に脆弱性、RT100iから現行機種まで該当製品多数

2011年4月13日 17:25

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記事提供元:スラド

  dodonga 曰く

 ヤマハが11日、同社製ルーター製品にDoS攻撃を受ける可能性のある脆弱性が存在するとして情報を公表した(Internet Watch)。

 RT300i/250i/200i/140シリーズ/107e/105シリーズ/103i/102i/100i/80i/58i/57i/56v、RTA55i/54i/52i/50i、RTV700、RTW65i/65b/60w、RTX3000/2000/1500/1200/1100/1000、SRT100。1995年発売の「RT100i」から現行機種まで多数の製品が対象となっている。

 RT107e/58i、RTX3000/1500/1200/1100、SRT100の各機種については既に対策済みのファームウェアが公開されており、ルーターをアップデートすることで脆弱性を修正できる。またRT300i/250i/57i、RTV700、RTX2000/1000については対策済みのファームウェアを順次リリースする予定。その他の機種については対策ファームウェアをリリースする予定は無いそうだ。

 ヤマハでは回避策として、IPフィルター機能を用いて接続先を限定することも挙げている。この設定を行うことで攻撃を受ける可能性を減らすことができるとしている。

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