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UCLA、慢性ストレスの研究の傍ら毛生え薬発見
記事提供元:スラド
capra 曰く、
科学的発見に偶然はつきものである。そして特に殿方に朗報。このたびストレスに関する研究の傍ら、ハゲに効く薬が発見されたそうだ (Singularity Hub の記事、本家 /. 記事より) 。
この (本流の) 研究は UCLA が行っていた慢性的なストレスによる影響を調べるもので、マウスに与えた薬物によって毛の再生が認められたそうだ。慢性的なストレスは高血圧や不安障害、リウマチ性疾患、免疫力低下など様々な弊害を引き起こすことが分かっている。脱毛も慢性的なストレスが原因となる場合もあるという。研究者らはストレスと関係している副腎皮質刺激ホルモン放出因子 (CRF) に着目し、実験で CRF を高いレベルで分泌するよう遺伝子操作したマウスを使用したとのこと。このマウスは遺伝子操作の副作用として体毛が一部脱毛していたそうだが、このマウスに CRF ブロッカーを投与したところ、3 ヶ月後には体毛が再生していたという。
CRF 受容体を過度に刺激すると毛嚢は退化し脱毛に繋がるそうだが、CRF ブロッカーを投与すれば発毛が期待できるという。全ての脱毛に効くわけではないであろうが、今後のさらなる研究を期待したい。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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