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カタールのW杯、人工雲で暑さをしのげ
記事提供元:スラド
capra 曰く、
2022年のFIFAワールドカップ(W杯)は中東のカタールで開催されることが決まっている。最高気温50℃にもなるという酷暑を懸念する声が挙っているが、カタールは人工雲で暑さを緩和する策を発表したそうだ(CNN、本家/.)。
カタール大学では暑さ対策としてスタジアムの上に人工雲を浮かべる技術を開発しているという。軽量のカーボンで出来た構造物にヘリウムガスを入れ、太陽の動きに応じて動かしフィールドを影にするという技術であり、雲というよりは浮かんで動く屋根のようなもの。
カタール大学は今年中に4x3メートルの試作品を作り実験を行う予定としている。最終的にはジャンボ機程の大きさの長方形の構造物となる予定で、太陽パネルで電力を確保するとのこと。4機のエンジンで正確な位置に移動しスタジアムに降り注ぐ直射日光を遮ることで、10℃程温度を下げることが可能であるとしている。
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