小林製薬など、義援金1億円を寄贈

2011年3月15日 11:00

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 東日本大地震により各製薬会社も被災者の救済および被災地の復興支援のため、義援金を寄贈することを発表している。

 小林製薬 <4967> は義援金1億円を寄贈するとともに、衛生用品など必要な物資の支援も実施する。被災地側の受け入れ態勢が整い次第実施する。ロート製薬 <4527> も総額1億円を寄付することを発表。同社は、従業員に向け別途災害募金呼び掛けている。

 また、今回の大地震により被災・操業を一旦停止した工場を持つ製薬会社もある。持田製薬 <4534> は、子会社の持田製薬工場の茨城県大田原市にある本社工場の製造設備が被災し、操業を停止。操業再開の見通しについては詳細を調査中。また東北地方、関東地方の事業所が被災し、設備、物的被害状況については確認中だ。

 さらに第一三共 <4568> の生産子会社である第一三共プロファーマのいわき市小名浜工場は地震の影響で土日の操業を停止している。現状では小名浜工場、秋田市秋田工場とも設備への影響はない模様だという。(編集担当:宮園奈美)

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事