Gmailで障害発生、0.02%のユーザーに影響

2011年3月2日 15:00

印刷

記事提供元:スラド

  headless 曰く、

 日本時間2月28日午前5時頃、ユーザーからの報告によりGmailで障害が発生していることが判明し、Googleが復旧作業を進めている(Official Gmail Blogの記事WIRED VISIONの記事)。

 Official Gmail Blogによると、更新したストレージソフトウェアにバグがあり、0.02%のユーザーがメールデータにアクセスできない状態になったということだ。Googleは更新バージョンの展開を即刻中止し、旧バージョンのソフトウェアを復元した。バックアップからの復元作業に伴い、影響を受けるユーザーは一時的にサインインできない状態になったが、復元の完了したユーザーから順次アクセス可能となっているようだ。ブログでは過去のメールが失われることはないとしているが、影響を受けたユーザー宛てに日本時間2月28日午前11時から3月1日午前7時に送信されたメールは配信されなかった可能性があるということだ。

 復旧ステータスはGoogleのApps ステータスダッシュボードで確認できる。TechCrunchの記事によると、Googleはテープへのデータバックアップも行っており、そこからの復旧作業を行っているとのこと。

 スラッシュドットのコメントを読む | Google

 関連ストーリー:
GoogleがGmailやCalendar、Docsなどの稼働情報ページを公開 2009年02月28日
Gmailの障害、原因は新しいコードのバグ 2009年02月27日
Google曰く「信頼性は劣るかもしれないハードウェアを2倍の数揃える方がよい」 2008年06月03日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事