KDDI、WiMAX対応のHTC製スマートフォン:下り最大40Mbps

2011年2月28日 18:04

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高速無線通信サービス「WiMAX」対応のAndroidスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」

高速無線通信サービス「WiMAX」対応のAndroidスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」[写真拡大]

 KDDIは28日、高速無線通信サービス「WiMAX」対応のAndroidスマートフォン「htc EVO WiMAX ISW11HT」を4月上旬以降発売すると発表した。

 WiMAX通信はデータ通信速度が下り最大40Mbps。特に動画などのリッチコンテンツなどをストレスのない速度でダウンロードできることが期待される。また、携帯ゲーム機やノート型PCなどの無線LAN対応機器を最大8台まで接続できる「Wi-Fiテザリング」を搭載し、無線LANルーターとしても利用できる。

 OSはAndroid 2.2を搭載し、マルチタッチに対応する。ディスプレイは4.3インチWVGA (800×480)で、720P/25fpsのハイビジョン動画を録画・再生できる。 WiMAXとCDMA通信のほか、IEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetoothの通信に対応。

 本体サイズは67×122×12.8mmで、重量は170グラム。カラーはブラックのみ。有効画素数が約800万画素のメインカメラと約130万画素のインカメラを搭載する。

 料金プランについては、スマートフォン向け料金プランとパケット定額プランを利用できる。また、WiMAXを利用した場合は、基本使用料に加えて「+WiMAX」月額利用料の525円が請求される。販売開始から2011年8月の利用分まではキャンペーンとして、「+WiMAX」月額利用料が無料になる。

 同社では、3月1日からKDDIデザイニングスタジオ (東京・原宿) とau NAGOYA (愛知・名古屋) で同製品の展示を開始する。

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