ハンドル操作不要の「脳で制御する車」

2011年2月22日 18:15

印刷

記事提供元:スラド

  danceman 曰く、

 ベルリン自由大学で人工知能を研究するRaul Rojas教授が、ハンドルを操作することなく脳の働きで制御できる車を披露したとのこと(ieee spectrum記事)。

 iPhoneやiPad、視線トラッキング装置などをインターフェイスに取り入れた車は「MadelnGermany」と名づけられ、知能としてアプリケーション「BrainDriver」が開発されたそうだ。まだ路上を走る段階ではないとのことだが、ベルリン・テンプルホフ元飛行場で試験走行を行ったところ、ドライバーの思考のままに車が走行したそうだ。

 目の動きと実際の制御に若干のタイムラグがあるものの、改良されていけば、身体に障害をもった人達の行動範囲が広がるなど人の役に立つことが期待されているという。

 スラッシュドットのコメントを読む | 交通 | 人工知能

 関連ストーリー:
インドからも「空飛ぶ車」が登場 2011年02月14日
視覚障害者がデイトナサーキットの単独走行に成功 2011年02月03日
フォードが開発中の V2V システム、車同士の会話で衝突事故を未然に防止 2011年01月28日
考えるだけで操作できるロボットアーム、実用化に向けて一歩前進 2008年05月29日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事