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中国、オンラインゲーム中毒から子供を守るプロジェクト
danceman 曰く、
中華人民共和国文化部は、青少年がオンラインゲーム漬けになることを阻止する「保護者監視プロジェクト」を 5 月 1 日より始動することを発表した (中国政府の発表、China Daily の記事、本家 /. 記事より) 。
中国では、サイバー中毒が 15 歳から 20 歳の若年層に集中し、そのうちの 80 〜 90 % はゲーム中毒なのだそうだ。こういった状況が「保護者監視プロジェクト」の引き金となっており、オンラインゲーム企業は、保護者の監視に関するウェブページや問い合わせホットラインなど専門チャンネルの設置が義務付けられることとなる。また、子供がオンラインゲームで遊ぶのを監視及び管理したい保護者には、プレーに制限を設けたり途中で中断できる権限の付与、子供が不適切なゲームで遊ぶのを未然に防ぐ策を設けることも義務付けられるそうだ。文化省は昨年の 2 月にオンラインゲーム企業数社とテストを行っており、同プロジェクトの有効性は実証済みであるという。
中国政府のガイダンスによれば、学生がオンラインゲームで遊ぶ時間は 1 週間に 2 時間まで、また 1 ヶ月で 1.5 米ドル (10 元) 以上費やすべきではないとのこと。だがあまり厳しく取り締まれば、逆に子供達の反発心を煽り、偽 ID を入手してオンラインゲームに戻ってくるようになるのではないかとの心配の声も上がっているそうだ。
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