継続的インテグレーションツール Hudson、Jenkins 名称に変更決定

2011年2月1日 11:00

印刷

記事提供元:スラド

  eggy 曰く、

 Oracle は昨年末から継続的インテグレーションツールである「Hudson」の商標権及びプロジェクトの管理を主張していたが (/.J 記事SourceForge.JP Magazine の記事) 、Hudson 開発コミュニティの投票の結果、新名称「Jenkins」への改名が決定したそうだ (The H OPEN) 。

 Hudson プロジェクトの開発者を対象に投票が行われたところ、214 票は Hudson から Jenkins に改名する方に投じられ、Oracle 管理を支持する票は 14 票だけであったとのこと。既に jenkins-ci.org が登録されており、Twitter アカウント及びメーリングリストも新名称に移行することとなる。当面は、本プロジェクトのクリエータ川口耕介氏、プロジェクトに大きく貢献した Andrew Bayer 氏及び Dean Yu 氏で管理することになるそうだ。

 Bayer 氏は「Jenkins は Oracle のプロジェクトでもなければ CloudBee や私や耕介のプロジェクトでもない。このコミュニティのプロジェクトである。」と述べている。

 スラッシュドットのコメントを読む | オープンソース | Oracle

 関連ストーリー:
Oracle、存在しない商標の主張でOSSプロジェクトに警告する 2010年12月06日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事