IPA、安全なアプリ開発のための実習式学習ツール「AppGoat」を公開

2011年1月28日 15:53

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記事提供元:スラド

  asaishi 曰く、

 情報処理推進機構(IPA)は1月27日、安全なアプリケーション開発技法の学習ツール「AppGoat」を開発した(プレスリリース)。

 「AppGoat」は、開発経験の浅い初心者から上級者までを対象に、脆弱性の発見方法および対策について、実習形式で体系的に学べることが可能というツール。学習者のWindows上にてApacheを起動し、脆弱性を含んだウェブアプリケーションを操作して、疑似的に攻撃するなどの行為を試すことで、脆弱性の影響、対策を体験的に学べるようになっている。また、学習した内容をもとに、脆弱性の含まれているソースコードを修正し、コンパイルして脆弱性が修正されていることも確認できるようにもなっている。

 動作環境はWindows XP SP3/Windows Vista SP2/Windows 7(32bit版)、Internet Explorer 7またはFirefox 3.6以上。

 情報処理推進機構(IPA)によるツール概要・FAQなど説明ページも用意されている。

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