飲酒だけじゃない、疲労も安全運転の大敵

2011年1月26日 11:00

印刷

記事提供元:スラド

  danceman 曰く、

 オランダの Utrecht 大学の研究によれば、疲労は飲酒と同様に安全運転の大敵であるとのこと (Wired.com の記事より) 。

 Journal of Sleep Research に掲載された同研究では、21 歳から 25 歳の男性 14 人の被験者に (1) 午前 3 時〜 5 時 (2) 午前 1 時〜 5 時 (3) 午後 9 時〜午前 5 時の時間帯に、常時時速 80 マイル (≒ 130 km/h) でレーンの中央を走行するよう指示し、中央ラインからどれだけ逸れるかを観察した。

 その結果、夜間に 2 時間運転し続けると、血中アルコール濃度が 0.05 % のときと同様のミスが見られたそうだ。3 時間になると 0.08 %、4.5 時間になると 10 % になり、窓を開けて冷たい空気を入れたり、ステレオのボリュームを上げても眠気覚ましの効果はさほどなかったようだ。

 同研究にあたった研究者らの予測によれば、先進国の自動車事故の 20 % は疲労に起因するとのこと。長時間運転する場合は、途中でしっかり休憩をとることを心がけるように。教習所で言われたことを思い出した。

 スラッシュドットのコメントを読む | 交通

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事