マツダ、「デミオ」ベースの電気自動車：12年春からリース販売

　マツダは24日、小型車「デミオ」をベースにした電気自動車を開発し、2012年春から国内でリース販売を開始すると発表した。国内の地方自治体や法人顧客を中心に販売を行う予定。

　発表によると、同社は市街地など近距離での活用に適した電気自動車について継続的な研究開発を進めており、新開発の電気自動車は航続距離200km程度を目指すとしている。

　一方で、減速エネルギー回生システムやハイブリッド（HV）システムなどを段階的に導入していく「ビルディングブロック戦略」も進めていくという。同社は、トヨタ自動車からプリウスのハイブリッド技術ライセンスの供与を受け、13年までにハイブリッド車の販売開始を目指すことを3月に公表している。