サイバー犯罪は非Windows OSにターゲットをシフト

2011年1月23日 14:00

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 Cisco 2010 Annual Security Reportによると、サイバー犯罪のターゲットは非Windows OSへとシフトしているそうだ(Help Net Securityの記事本家/.)。

これまでサイバー犯罪者の資金源となっていたパソコン - 特にWindowsマシン - は年々セキュリティが強化されている上、さまざまな「アプリ」を実行可能なモバイルデバイスが台頭している状況を考えれば当然と言えるだろう。また2010年はインターネット史上初めてスパムが減少した年であり、国際的な資金洗浄の手先として利用される人々への勧誘がさらに活発化した年でもあると報告している。

サイバー犯罪者は目的を達成するために、コンピューター技術だけでなくソーシャルエンジニアリングも駆使する。特に人間の7つの弱点「性的なアピール、欲、虚栄心、信用、怠惰、同情、緊急性」を悪用してつけ入ってくるとのことだ。

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