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監視カメラもネットワークタイプが主流に
情報処理サービス業のユービーは、防犯カメラの本来の設置目的は「防犯」ではなく、「何か問題が起こった後に証拠として利用出来る録画映像を残す」ことであると考え、録画機能を重視した監視カメラクラウドサービス『用心防』を1月13日より発売している。
録画した映像は、クラウド型での監視カメラサービスでは他にない1秒15コマの高品質でサーバーに保存されるため、どんな些細な動きも見逃すことはない。また、同製品は専用の会員WEBサイトを通して、いつでもどこでも監視カメラのLIVE映像はもちろん、保存した映像も閲覧することが可能。インターネットの特性を生かし、防犯カメラ以外に業務管理や設備監視、映像配信などにも利用できるという。現在は選択できるネットワークカメラが1機種のみだが、複数種に増やす予定。またパソコンからだけではなく、スマートフォンからも利用できるよう、開発を推進していく。
プラネックスコミュニケーションズ <6784> は、ネットワークカメラの新モデル「CS-WMV043G-NV」を1月下旬より発売する。カメラのレンズ周囲に赤外線LEDを9個搭載し周囲が暗くなったことをセンサーが感知し、自動的に赤外線撮影モードに切り替えることで、操作することなく、夜間や暗い場所でも撮影することができる。 ネットワークの面では、3Gネットワークに対応したのがポイントで、本体背面の3G通信端末用USBポートに端末を接続することでインターネット接続が可能。また、同社が提供するアプリケーション「PCI VIEWER」を使用し、iPhoneやiPadからパン・チルト(首フリ355度、上下120度)の操作が可能。ブラウザー経由でパソコンからもモニタリングが行えるという。
不況の影響で治安は悪化傾向にあり、自宅はもちろん商店街やマンション、海外進出企業を中心にセキュリティへの関心は増え続けている。なかでも監視カメラは「設置することが犯罪の抑止効果になる」と注目を集めており、防犯を意識したカメラサービスにおいては、ネット経由でリアルタイム映像を閲覧できるモニタリングサービスも増えている。今後もネットワークカメラの普及がますます高まると考えられる。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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