アップルがネットブートに関する新特許を取得

2011年1月6日 21:30

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記事提供元:スラド

  eggy 曰く、

 Appleが昨日取得した特許から、クラウド時代到来を見据えた戦略を伺うことができるとConceivablyTechが主張している(本家/.記事)。

 今回の特許は「ネットブートを利用して信頼性とメンテナンス性のあるOSを提供する」というものだそうだ。企業内での利用が想定されているようだが、それ以外への応用も可能という。従来のMac OSやiOSだけでなく、Google Chrome OSのようなWebブラウザでアプリを操作するものとも異なる。

 今回Appleが取得した特許は2006年に申請されており、Appleは5年間に渡ってクラウド戦略を温めてきたことになる。GoogleやMicrosoftにないアプローチでユーザーの囲い込みを行うのが狙いなのだろうか。

 本家/.のコメント(たとえば#34761336)でも突込まれているのだが、この特許はクラウドとはあまり関係ないように見える。ネットブート用のOSを提供するサーバーに複数のシステムボリュームを用意しておくことで、クライアントの環境を切り替えるというもののようだ。

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