韓国ソウル市、商業バス路線で電気バス運転を開始

2010年12月31日 10:51

印刷

記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 韓国のソウルにて、商業ルートのバス路線には世界初となる電気バスが導入されたそうだ(Gizmag)。バスはヒュンダイ製で最大速度は100km/h、一回の充電で83kmのルートをまわることができ、リチウムイオンバッテリーは 30分未満で充電することができるそうだ。ボディはカーボン複合材で作られており、重量が押さえられている。

現在は南山ルートに5台の電気バスが導入されただけだが、ソウル市では2020年までに合計120,000台の電気自動車を市内で導入する計画とのことである。

 電気バスの運行例としては、gizmagの記事でもあるように上海万博での無料バスでの例がある他、同じく上海では電気のトロリーバスが走っている。また、日本でも電気バスは、戦前、戦後と幾らかの導入例がある。ただ、計画通りの導入が進めば、世界初の導入事例と言えるのかもしれない。

 スラッシュドットのコメントを読む | 交通 | 政府

 関連ストーリー:
電気自動車の普及、電力会社はヒヤヒヤしてる? 2010年11月30日
米カリフォルニア州に電気自動車用インフラ構築計画 2008年12月01日
メルセデスベンツ社は2015年までにガソリン燃料車を段階的に廃止? 2008年07月11日
ほとんど木と竹で作った電気自動車は10分充電で10km走行する 2008年06月19日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事