4G用の周波数はオークションか

2010年12月20日 17:10

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記事提供元:スラド

  maia 曰く

 2010年12月14日、平岡秀夫総務副大臣が携帯電話/通信4G向け周波数(3.4~3.6GHz帯で200MHz幅)を、電波オークションにかける方針について語ったらしい(ITproの記事)。グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォース「政策決定プラットフォーム」(第4回会合)での発言となる(「光の道」構想に関する基本方針(案)[PDF])。

 「早急に検討の場を設けて議論を進める」「来年か再来年中に検討しないと間に合わない」との事。3.4GHzは周波数として高過ぎる気もするが、700/900MHz帯ではオークションをしない(前の利用者への立退料は払う)らしい事と合わせて考えると、話が恣意的過ぎる気はする。電波オークションは国の一時的収入になると思うが、結局はユーザー負担だから、めぐりめぐって、税金と変わらない気もする。制度設計も課題で、どうなるのかよく分からないが、そもそも4Gに間に合うタイミングで議論が終わるのかという問題もあろう。

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