アマゾン、従量課金のDNSサービス「Route 53」を発表

2010年12月7日 12:18

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Amazon Route 53のウェブページのスクリーンショット

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 米Amazon Web Services(AWS)は6日、DNSサービス「Route 53」を発表した。クラウドサービス「Amazon EC2」のように従量課金制を採用している。

 発表によると、同サービスではDNSクエリの待ち時間を抑えるように最適なネットワークを選択して応答するように設計されている。グローバルに配備されたAWSのインフラを活用することで、高信頼性も実現しているという。

 また、AWSの認証・アクセス管理システムと統合しており、DNSの管理権限を厳密にコントロールできる。

 料金体系は従量課金制で、ドメインの管理費用として1ホストゾーン当たり月額1ドルと、クエリ数に応じた費用として100万回当たりの料金が、月間クエリ数が10億回までの場合が0.5ドル、10億回以降は0.25ドルになる。

 Amazon CloudFrontのジェネラル・マネージャーであるTal Saraf氏は、同社の顧客が他のAWSサービスと同品質で、柔軟で拡張性があり、安価で従量課金製のDNSサービスを求めていたとコメントしている。

 同サービスは、http://aws.amazon.com/route53から利用できる。

 同サービスの詳細についてはAmazon Web Services ブログが詳しい。

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