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電気自動車の普及、電力会社はヒヤヒヤしてる?
記事提供元:スラド
ある Anonymous Coward 曰く、
米国では初の量販型電気自動車が来月市場デビューを控えている。電力会社にとってはビジネス成長の大きなチャンスのはずなのだが、そう簡単な話ではないようだ (本家 /. 記事、The Portland Press Herald の記事より) 。
例えば日産の Leaf もシボレーの Volt も、フル充電には 3,300 ワットで 8 時間ほど掛かるが、今後はこの仕様を 6,600 ワットに引き上げることも検討されているとのこと。また、電気スポーツカーであるテスラの Roadster に至っては 16,800 ワット使用するそうだ。ということは、近所に電気自動車が 1 〜 2 台やってくることは近所に新たな家が一棟建つのと同等であり、他の家への電力供給に影響する可能性もあるという。電力会社はこのような壁に早い段階で直面し、業界全体の成長が妨げられるとの見方もあるそうだ。
更に、配電網から家庭へと電気を供給する際の変圧器が 12000 ワット以下に対応するよう設計してあることもネックであり、電気自動車の充電が変圧器をオーバーヒートさせ、ブロック全体の停電を引き起こすことも懸念されているとのことだ。
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