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アリアン5ロケット、通信衛星2基を打ち上げ
Image credit: Arianespace[写真拡大]
アリアンスペース社(Arianespace)は協定世界時間11月26日18時39分(日本時間11月27日3時39分)、インテルサット社の通信衛星「インテルサット17(Intelsat 17)」と欧州宇宙機関(ESA)の通信衛星「HYLAS 1」を載せたアリアンロケット(アリアン5ECA)を、南米フランス領ギアナのクールー基地から打ち上げた。
打ち上げられたロケットは順調に飛行し、打ち上げから約25分後に「インテルサット17」、約35分後に「HYLAS 1」をそれぞれ所定の軌道に投入し、打ち上げが成功した。
今回の打ち上げ成功を受け、同社のジャンイブ・ルガル(Jean-Yves Le Gall)CEOは「1ヶ月も経たないうちに、私たちは再び素晴らしいパフォーマンスを披露することができました」と述べた。
「インテルサット17」はスペース・システムズ・ロラル社が製造した通信衛星で、重さ約5500kg。25本のKuバンド・トランスポンダと24本のCバンド・トランスポンダを搭載し、静止軌道からヨーロッパやアフリカ、中東、インドに衛星通信サービスなどを提供する。
一方、「HYLAS 1」はEADSアストリウムが開発した通信衛星で、ESA初の官民提携のフル衛星システムである。重さ約2600kgで、ヨーロッパの田舎地域に、先進的な高速通信サービスなどを提供する。
■Arianespace gives a “lift” to Intelsat 17 and HYLAS 1
http://www.arianespace.com/news-mission-update/2010/739.asp
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