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WikiLeaks、外交機密を含む米国外交電文25万本を公開へ
あるAnonymous Coward 曰く、
MSN産経で掲載されているが、Wikileaksが近く米外交官が他国の政府高官や有力政治家の汚職疑惑などに言及している国務省の外交電文をネットで公開する予定だとのことである。米大使館員らが駐在国の閣僚や政府高官と交わした会話が記されているとのことである。海外の報道ではどうやら29日にも公開される予定で、IBTimesの記事によれば、公開されるのは251,287の公電と8,000の外交指令のようで、confidential扱いが40%、secret扱いが6%含むそうだ。ほとんどが2004年以降であり、9,005個の文書が2010年の最初の二ヶ月半のものらしい。つまり、現在のオバマ政権の外交指令がかなり暴露されるようである。国務省で公文書のやり取りに使用されるSIPRNETから漏洩とも言われているが、定かではない。
暴露文書には、米国から見ての各国首脳の「率直」な評価(侮辱表現を含む)などが公開されることから、米国務省が既に関係各国へ事情説明を行っているようだが、Daily Mailでもあるように、トルコがイラクのアルカイダを支援していること、また米国がクルド人の対トルコ活動を支援していることが公になる可能性があり、トルコと西側各国との関係が冷え込む可能性がありそうだ。
各国報道では言及が少ないが、東アジア関連も少なからず存在するようで、時期的には普天間問題に関する報告が含まれている可能性があり、米国から見ての率直な日本の政権評価が分かるかもしれない。
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