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遠距離就活の地方学生1割がネットカフェ泊経験
記事提供元:エコノミックニュース
東京、神奈川、埼玉、千葉に本社を置く企業への就職活動を行った地方学生の11.8%がネットカフェに宿泊した経験を持っていることがソフトバンク・ヒューマンキャピタルの行った「地方学生遠距離就職活動に関する調査」で分かった。地方学生の就職決定率は56.2%にとどまっている。同社が25日、発表した。
調査は東京と千葉、埼玉、神奈川以外で住んでいる大学4年生400人を対象に11月14日から18日にかけて実施された。
それによると、4都県の企業への就職活動で困ったことの一番は「交通費」(84.5%)で、次いで「移動時間」(58%)、「土地勘のなさ」(47.8%)だった。4都県にある企業に就職を希望した地方学生の9割は4都県に住まいのある学生に比べ、活動時間や情報量、経済面などでハンデを感じていたことも分かった。
また、就職活動に要した費用については、平均12万2000円となり、居住地による平均では、北関東が9万9000円だったのに対し、中国、四国、九州、沖縄地方では15万円と北関東に比べ5万円以上も差が生じていた。
費用の捻出方法では「アルバイトをして捻出した」という回答が65.8%と最も多く、「親からの補助」(62.8%)、「自分の貯金」(58.3%)と続いた。
(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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