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ディスカバリー最後の打上げ、12月17日以降に延期
Image credit: NASA[写真拡大]
米航空宇宙局(NASA)は11月24日、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)の最後の打ち上げについて、12月17日以降に延期すると発表した。
延期の理由について、NASAは外部燃料タンクの断熱材で見つかった亀裂の修理にさらなる分析と試験が必要だと説明している。ただ、修理の状況によっては年内の打ち上げが難しく、来年2月に延期する可能性もあるという。
「12月3日から12月7日までの打ち上げ可能期間に間に合わないのは確実です。我々は次の機会となる12月17日に変更する予定ですが、それまでに多くのデータを収集しなければなりません」
ディスカバリーの打ち上げ延期について、記者会見でシャトル計画マネージャーのジョン・シャノン氏(John Shannon)はこのように述べた。
なお、ディスカバリーの打ち上げは現在、アメリカ東部標準時間12月17日20時51分(日本時間12月18日10時51分)に変更されている。
ディスカバリーの最後のミッションとなるSTS-133は恒久的多目的モジュール(PMM)とエクスプレス補給キャリア(ELC)、ヒト型ロボット宇宙飛行士「ロボノート2(R2)」をISSに運ぶ。PMMは多目的補給モジュール(MPLM)の「レオナルド」を改造したもので、ISSに永久的に取り付けられ、主に倉庫スペースとして使用される予定となっている。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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