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世界初、氷のタッチスクリーン
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
Nokiaの開発チームはフィンランドで、氷のタッチスクリーンを作る実験を行ったとのこと。(NesScientist、本家/.)
厚さ25センチメートル、50センチメートルの正方形の氷をチェーンソーで薄く切り、最終的に横幅2メートル、高さ1.5メートルの巨大ディスプレイに繋いだ氷のスクリーンに、デジタル・プロジェクション技術とRDI(Microsoftが2008年にリリースしたテーブル型PC、Surfaceに使用した手法)を使用したとのこと。近赤外光感度を有する光源を背面に配備することで、氷のスクリーンが光を浴びるような効果を持たせ、スクリーンの正面を向くようにスクリーン背面に設置された近赤外光感度カメラが、スクリーンに触れた手の位置やサイズ、動き方といった情報をPCに送り、PCに接続されたプロジェクターから、例えば炎といったイメージが映写された。
当然この巨大「アイス・スクリーン」に汎用性はないが、実験に携わったJyri Juopaniemi氏は、「この実験により、人間と相互作用するコンピューティングインターフェースは、場所を問わず組み立てられることが分かった」と述べ、実験の成果に手ごたえを感じているようだ。
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