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ディスカバリー最後の打上げ、12月3日以降に延期
Image credit: NASA[写真拡大]
米航空宇宙局(NASA)は11月18日、スペースシャトル・ディスカバリー(STS-133)の最後の打ち上げについて、12月3日以降に延期すると発表した。
水素漏れや外部燃料タンクの断熱材の亀裂を修理するため、ディスカバリーの打ち上げは元々11月30日に延期されていたが、NASAは今回の延期について、「修理は順調に行われているが、結果などの分析にもう少し時間が必要だ」と説明している。ディスカバリーの打ち上げは現在、アメリカ東部標準時間12月3日2時52分(日本時間16時52分)に変更されている。
ディスカバリーの最後のミッションとなるSTS-133は恒久的多目的モジュール(PMM)とエクスプレス補給キャリア(ELC)、ヒト型ロボット宇宙飛行士「ロボノート2(R2)」をISSに運ぶ。PMMは多目的補給モジュール(MPLM)の「レオナルド」を改造したもので、ISSに永久的に取り付けられ、流体物理学や生物学、バイオテクノロジーなどの微小重力実験などに使用される予定となっている。
写真=NASA。
■NASA - Space Shuttle
http://www.nasa.gov/mission_pages/shuttle/main/index.html
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