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街にあふれるプラシーボ効果
記事提供元:スラド
cheez 曰く、
本家 /. 記事「The Placebo Effect Not Just On Drugs」より。
プラシーボ効果は薬に限ったことではなく、エレベータやオフィス設備、また信号などにも当てはまるそうだ。
Greg Ross 氏のブログ記事よると、1990 年代初めに設置されたエレベータで「閉」ボタンが機能していることはほとんどないという。オーチスエレベータのエンジニアは 2003 年、Wall Street Journal の記事でこの事実を認めているとのこと。同様にオフィスのサーモスタットもダミーであることも多く、そこで働く人々に「制御できる」錯覚を与えることが目的に設置されている。イリノイ州の冷暖房空調設備の専門家 Richard Dawson 氏曰く「そのうち彼らを相手にするのにうんざりして、安いサーモスタットを設置するんだ。すると、もう電話かけてこなくなる」ということらしい。
また、2004 年 の New York Times の記事は 、ニューヨークの 3,250 の交差点の信号機のうち、2,500 の歩行者用押しボタンが全く機能していないと報じている。信号機がコンピュータで制御されるようになり、市は信号機の押しボタンを無効化したのだが、これに気づかずに人々はボタンを押し続けている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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