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新開発の透明伝導体はソーラー窓の新素材となるか
記事提供元:スラド
danceman 曰く、
薄く透明で、光を吸収して電気に変える新素材が、米国エネルギー省のブルックヘブン国立研究所とロスアラモス国立研究所で開発され、Chemistry of Materials 誌で紹介されたとのこと。ソーラー窓や透明ソーラーパネルの新素材として期待が寄せられている (本家 /. 記事、DOI: 10.1021/cm102160m より)。
半導体ポリマーと炭素フラレーンを溶解した薄膜にマイクロメーターの小さな水滴を落とすと、ポリマー容体の中で水が自己集結する。水分が蒸発すると、ポリマーは蜂の巣のごとく六角形の網の目状となるのだそうだ。この新素材が透明なのは、光を吸収するポリマーは六角形の枠にのみ大量に集結し、六角形の中心部にいくほどにポリマーの量は少く、薄く透明であるからとのこと。
屋根に設置するソーラーパネルに加え、この新素材で作られるソーラー窓があれば、環境にも優しく、電気代も下がるので家計にとっても有難い。「ソーラー窓の無い家なんて有り得ない」という時代も近いのかもしれない。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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