その政治観は遺伝子のせい?

2010年10月30日 16:55

印刷

記事提供元:スラド

  capra 曰く、

 カリフォルニア大学サンディエゴ校とハーバード大学の共同研究で「リベラル派に傾くのに関連している遺伝子」が見つかったそうだ(Medical Daily本家/.)。
政治的見解を左右しているのはドーパミンレセプターDRD4。2000人のサンプルを分析したところ、D4D4遺伝子のある特定の変異型を持っている人はよりリベラルな大人に成長することが明らかになった。ただしこれは思春期に活発な社会生活を送った場合のみに限にられるという。
特定の政治観を左右する遺伝子が見つかったのは初めてとのこと。研究者らによると「その人の経験してきた社会的環境のみによって政治的所属が築かれているわけではないことを示唆」しており、遺伝子の関わりを考慮せずに人の政治観や信条を説明することはできないとのことだ。

 スラッシュドットのコメントを読む | バイオテック | 政治

 関連ストーリー:
IT系は左寄り? 2010年10月29日
遺伝子調査で「100歳まで生きられるか」を判定、確率は77% 2010年07月05日
IQの高い人ほど宗教心や浮気心が弱く、リベラル志向が強くなる? 2010年03月08日

 

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事