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「集中力や精神力に限界はない」と信じることでパフォーマンスは向上する?
記事提供元:スラド
insiderman 曰く、
精神力 (誘惑を断ち切りタスクに集中し続ける能力) は、作業による肉体的疲労で減衰していくものではなく、精神力というものの捉え方によって左右されるという実験結果が明らかになったそうだ (ライフハッカーの記事、ScienceDaily の記事より) 。
スタンフォード大学の心理学者チームによる実験によれば、「精神力や集中力には限界がある」と教えられた学生は、そうでない学生と比べて「集中力を要するタスク」のパフォーマンスが悪いという結果が得られたそうだ。そのほか「精神力に限界がある」と信じている学生は誘惑に負けやすく、たとえばジャンクフードをより多く食べてしまう傾向なども見られたという。
研究を行った Carol Dweck 教授によると「集中力は有限だという説は興味深いが、それは予期せぬ結果を生む。学習面で問題を抱えている学生は、集中力が限られていると言い、頻繁に休憩を取る。しかし、集中力や精神力は無限だという考えは問題にチャレンジする気持ちを強化する」と述べており、「集中力や精神力に限界はない」と信じることでより高いパフォーマンスを発揮できるとしている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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