ジョブズ、Androidを「さまざまな点で統一されていない」と攻撃

2010年10月20日 18:52

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記事提供元:スラド

  cheez 曰く、

 スティーブ・ジョブズがAppleの収支報告に関するアナリストとのカンファレンスコールに登場することはほとんどないが、先日行われた4Qの収支報告のカンファレンスコールではジョブズ氏が珍しく登場し、Androidを強くけん制したようだ(本家/.)。

 ジョブズ氏は「iOSとAndroid OSの真の論点は『断片的vs統合的』、そしてどちらが顧客にとって本当に良いのかという点にある」と指摘し、次のように述べたとのこと。

 GoogleはAndroidが「オープン」であり、iPhoneとiOSのことを「閉鎖的」であると描写するのが大好きだ。我々からすればこれはちょっと誠実ではない言い方であり、両社のアプローチの違いを曖昧にしてしまうものである。

 Androidはとても断片的であり、最大手のHTCおよびMotorolaを含めAndroid端末のメーカーの多くがプロプライエタリなユーザインタフェースをインストールし、他のAndroid製品と差別化を図ろうとしている。(そしてそれぞれの違いの)理解はユーザに委ねられている。iPhoneはこれと異なり、すべての端末を同じように操作することができる。端末にただちゃんと動いて欲しいというユーザには統合されている方がいつも選ばれるであろう。また、100種のバージョンがあるプラットフォームよりも単一のプラットフォームで開発するほうが、より革新的な開発が可能だろう。

 ジョブズ氏はAndroid Marketplaceについて、さらに次のように述べたそうだ。

 (Androidには)ベンダーによって立ち上げられたマーケットプレイスが少なくとも3つあり、ユーザにとっては混乱の元、開発者には多くの手間を生む原因であり、双方にとってやっかいである。しかしわが社の統合されたApp Storeは全てのiPhoneに搭載されており、ユーザには最も使い易くて最も大きなアプリケーションストアが提供されている。

 Android vs iOSの議論のど真ん中に自ら飛び込んできたジョブズ氏のこの主張、/.J諸兄方はどうみる?

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