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ウィルコムはソフトバンク子会社として再出発
masakun 曰く、
2010年10月14日にウィルコムが更生計画案を裁判所へ提出した(ウィルコムプレスリリース、毎日.jp、WirelessWire News、ケータイWatch)。ソフトバンクがウィルコム本体から分割する次世代PHSの事業会社(Wireless City Planning ㈱)に30億円出資し、ウィルコム本体は完全子会社化。ウィルコム社長には管財人の宮内謙・ソフトバンクモバイル副社長が就任、PHS事業の舵取りはソフトバンクの携帯電話戦略と連携して進められる。
日経の記事を見ると、現在一部地区で取り扱われている「だれとでも定額」の全国展開は採算割れや二次破綻を懸念するSBM幹部により中止される気配。しかしソフトバンクグループになる以上は初年度から黒字化を目指すとみられており、ユーザーとしてはどのような策を打ち出してくるのか気になるところだ。とりあえずどこの会社の傘下になろうと、個人向けのPHS事業が続くことをただ願うのみ。
ところでウィルコム基地局の間引きは稼働率を基準に行われていると言われており、基地局の撤去で困る人はPHS使いのトモダチに電話して稼働率を上げるか宮川潤一氏につぶやくといいかもしれない。
それからソフトバンクの完全子会社になったら、Willcom CORE 3G でFOMAネットワークを使い続けるのは不可能かな、やはり。
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