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2千円が15万円に 外貨取引に注意呼びかけ
記事提供元:エコノミックニュース
国民生活センターは「イラク通貨(イラクディナール)に続いて、スーダン通貨(スーダンポンド)を巡るトラブルが増えている」として、換金性の乏しい外国通貨の取引に注意を呼びかけている。
今月、センターに寄せられた神奈川県の60歳代女性の事例では、A社から「1口50スーダンポンドが15万円」とのダイレクトメールが自宅に寄せられ、数日後にB社から「スーダンポンドを持っていたら、約40万円で売ってほしい」との電話があった、という。その後、A社から「ダイレクトメールが届いたか」との電話があり、「予約だけでも」と勧誘され、2万5000円を振り込もうとして金融機関で事情を聞かれ、話したところ、おかしいと言われた、というものだった。
センターでは(1)イラクディナールやスーダンポンドの購入は、慎重に(2)買い取りが実行されることはまずありません(3)不審に感じたら、消費生活センターへ、と呼びかけている。
スーダンへのコミュニティ訪問ガイドなどを行っている財団法人日本ファスター・プラン協会によると、50スーダンポンドは日本円で約2000円程度と話している。
(編集担当:福角忠夫)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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