千葉商科大学 緊急事態宣言延長に伴う学生へ総額約5億円の経済的支援 一律の支援金は5月中に支給

プレスリリース発表元企業:千葉商科大学

配信日時: 2020-05-08 20:05:02



千葉商科大学(学長:原科幸彦)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、生計維持者の失業や収入減、学生アルバイトの機会喪失など、学生の学修・生活環境が大変困難な状況にあることを受け、学生の学修機会確保と生活支援を目的に、次のとおり総額約5億円の経済的支援を行うことを決定した。返還不要の特別修学支援給付金(一律5万円)は5月中に支給する。




経済的支援の内容

●特別修学支援給付金 一律5万円(返還不要)
オンライン授業の実施(※)にともなう通信環境の整備や新年度の開始にあたり学生の生活費支援として、学部及び大学院の学生全員に対し一律5万円を5月中に支給する。
※春学期の授業は、5月11日(大学院は5月9日)からインターネットによるオンライン授業を開始する。

●アルバイト機会喪失等に対する生活支援給付金(返還不要)
アルバイトの機会喪失や収入激減等により生活が困窮している学生に対し、給付条件により最大4万円を支給する。

●学費の納入期限延長(既設)
家計の急変により期限までに学費納付が困難な場合、延納を認める制度あり。

◇詳細ウェブページ
https://www.cuc.ac.jp/news/2020/mstsps0000024fe4.html


◆在学生・保護者の皆さまへの原科幸彦学長からのメッセージ

5月4日、政府は新型コロナウイルス感染対応の緊急事態宣言を今月末まで延長することを明らかにしました。3密(密閉、密集、密接)回避、外出自粛などわたしたちの行動は引き続き厳しく制限されます。自分を守り、他人を守り、社会を守るために、責任ある行動が求められているわけで、皆様のご苦労はいかばかりかと拝察いたします。

本学園としても学生・生徒の健康を守るために、大学は当面、春学期一杯の登校禁止、付属高校は5月末までの休校を決めています。この間、授業はオンラインで行います。

こんなことを余儀なくされるとは、2、3カ月前までは、世界のだれもが予想すらしていなかったと思います。3カ月ごとに世界経済見通しを発表するIMF(国際通貨基金)の担当者は、4月半ばの記者発表の冒頭、「この3カ月で世界は劇的に変わった」と述べました。同時に1930年代の世界大恐慌以来の戦後最大の不況となるという予測を明らかにしています。

いうまでもありませんが、不況のカゲはすでにわたしたちの身近に迫ってきています。人の動きが止まれば各種サービス業は直撃を受けます。これによって学生のみなさんのアルバイトの機会は急速に消滅してしまいました。本学園は対応策として7日、総額5億円規模の緊急支援策をまとめ公表しました。

また教職員のみなさんには、オンライン授業、時差出勤、テレワークなど経験したことのない事態に懸命に立ち向かっていただいております。心から感謝申し上げます。

2020年度は、社会科学の総合大学としての基盤強化をうたった第2期中期経営計画が本格的にスタートし、長年の懸案だった付属高校の建て替え工事も始まるなど、千葉学園にとって輝かしい未来が開かれる年に当たります。厳しい経営環境が続きますが、わたしたち学園関係者、打って一丸となって難局を乗り越えましょう。


▼本件に関する問い合わせ先
千葉学園 経営企画部 戦略広報室
住所:千葉県市川市国府台1-3-1
TEL:047-373-9968
FAX:047-373-9969
メール:p-info@cuc.ac.jp


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