新型コロナウイルスの影響で、不安な女性・妊産婦を助産師がサポート

プレスリリース発表元企業:株式会社With Midwife

配信日時: 2020-05-05 11:30:00

こんなお悩みございませんか?

Meets the Midwifeがサポート

株式会社With Midwife(本社:大阪府大阪市、代表取締役:岸畑聖月、以下当社)は、日本初の、全国の助産師を分かりやすく可視化するプラットフォームサービス「Meets the Midwife」( https://mtmidwife.jp/ )を、2020年5月5日(国際助産師の日)より提供開始します。
これにより、女性やその家族が病院以外で助産師と容易につながることができ、社会問題となっている産後うつや虐待などの解決や、女性の働きやすさ向上の一助となります。「病院にいる」「出産のときだけ」のイメージだった助産師がより社会にとって身近なものになって欲しいと思います。

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全国の助産師を紹介

◆背景(1) 助産師は病院で働くものというイメージはごく最近
助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子であり、看護師の上級職です。出産だけでなく、性教育や妊娠、育児、更年期など、女性の生涯に寄り添うことのできる職業であり、昔は「産婆」といわれ、出産だけでなく地域で家族の生涯を通した伴走者として活躍していました。つまり、自分のカラダや子育て、夫婦関係などを相談する社会的な存在として誰の身近にもいたのです。

ではなぜ今そのスキルが「病院」の、しかも「出産のときだけ」にしか得られなくなったのでしょうか。現在、約9割の助産師は病院やクリニックで働いており、多くの一般の人は助産師によるケアは入院中の5~7日しか受けていない現状があります。これには戦後GHQが出生数管理のためや、産婆という文化がなく自宅分娩の良さが理解できないために、出産施設を病院へ集約したことなどが関係しています。地域で仕事を失った助産師は次々と病院に就職し、あっという間に現在の形態に変わりました。「病院」で「出産のときだけ」関わる現代の一般的な助産師のイメージは実は最近のものなのです。しかし、そのスキルは衰えるどころか、時代と共にブラッシュアップされています。


◆背景(2) 女性を取り巻く環境の変化により、不妊や虐待、産後うつなどが増加している
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こんなお悩みございませんか?
一方で、昨今不妊や産後うつ、虐待などが問題になっており、不妊治療は5組に1組、妊産婦の死因第1位は自殺、0歳児の虐待の8割は生後1か月以内に起きています。
これには女性のライフスタイルの変化や多様化も大きく関係していると思います。
ただでさえ支援が必要な妊娠出産育児期において、働きながら両立している人も多く、昔の産婆のようにその時期を専門的にサポートしてくれる人も身近にいません。もちろん、国も女性を支援するために女性活躍支援推進法など様々な施策を施行してきました。しかし、顧問助産師などの当社サービスで、実際に現場をのぞくと十分に支援が行き届いていないと感じます。「育児は女性がするもの、家族だけでするもの」という考えがまだ残っており、未だ女性に負荷が大きいことは問題です。だからこそ私たちは、妊娠出産育児や女性の健康をサポートする助産師を「病院」や「出産時」に限定せず再び社会的なものにする必要があると考えます。


◆「Meets the Midwife」ができること
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Meets the Midwifeがサポート
私たちは「Meets the Midwife」を通して、助産師を必要とする人が自分に合った助産師と出会うためのアクセサビリティを改善します。インターネットを使用し助産師を検索しても、一般の方からは検索しづらく、情報がテキストしかない場合どんな助産師なのかイメージが湧かず、会うための心理的ハードルも高くなります。現状では、助産師がどこでどのようなサービスを行っているか分かりやすくまとめたホームページやWebサービスはありません。
「Meets the Midwife」では、全国の助産師を分かりやすく可視化することで、助産師と助産師のケアを受けたい人がより簡単にマッチングできるようになります。そのために、UIを意識したデザインと、リアルタイムに助産師が自ら更新でき、最新の情報をユーザーに届けられるようなシステムを導入しました。
また、助産師同士の交流も容易にし、助産師全体の活性化やスキル向上につなげます。
このサービスが普及すれば、病院だけでなく地域、社会のどこでも、いつでも助産師とつながることができる、かつての社会を取り戻すことができます。まずは現段階において地域ですでに活動している助産師の一部を可視化しました。システム上すぐにPRやサービス取引が可能となり、今後さらに助産師の開業のハードルは下げられると思っています。結果的に助産師の副業や、全体の半数以上にも上る、資格を持つが働いていない潜在助産師の開業など助産師の働き方改革にも寄与すると考えています。さらにテクノロジーの進化によってオンラインで全国の(世界の)助産師とつながることができ、産婆が繁栄していた時代よりもさらに広く価値を提供できるようになるのです。
たとえば、地球の裏側で子育てをしている日本人家族も安心してサポートが受けられます。
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Meets the Midwifeご利用方法


◆今後の展望
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達成のためのMTMの関り
いのちを取り巻く課題を解決するには女性や家族だけではなく、社会全体を巻き込む必要があります。今後「Meets the Midwife」は助産師と一般の方だけでなく、女性活躍を応援したい企業や行政、団体も巻き込み運営していく予定です。
(サポーター企業は随時募集中です)
助産師や女性・家族などの当事者だけでなく社会全体を巻き込み、当社のmissionである「生れることの出来なかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」の実現を目指します。



◆今の時代だからこそ、あなただけの助産師に出会ってほしい
新型コロナウイルスの影響により、全国で両親教室など妊産婦向けのイベントが中止となっています。これにより、妊産婦だけでなくパートナーの子育てを学ぶ機会が減っており、結果的に産後の支援不足にもつながっています。
助産師は「出産だけ」「女性だけ」の存在ではありません。「Meets the Midwife」を通して、面会や立ち合いができないパートナーも育児について学ぶ機会が得られ、助産師が家族全体をサポートすることが可能になります。
また、外出自粛の中、自宅で過ごすことによりストレスがたまり、大変残念なことですがDVや望まない妊娠が増えています。さまざまな理由で外に出られない女性がスマートフォンひとつで相談できる環境は非常に重要です。ホットラインなど相談できるツールはありますが、その多くはどんな人と話すか分からず、電話をかけることを躊躇うケースもあります。「Meets the Midwife」では、それぞれの助産師の写真や想いが綴られており、自分で相談する助産師を選ぶことができます。
ぜひ「Meets the Midwife」を通して安心して話せる人や環境を手に入れてほしいです。


◆私たちのめざす未来と事業内容
私たち株式会社With Midwifeは、「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも 取り残されない未来」の実現をミッションに、助産師のみで発足した会社です。主に以下の3つの事業を行っております。
・助産師のサポート事業
助産師に向けた知識提供や、コミュニティ運営、イベントの開催など
・顧問助産師事業
企業に助産師を導入し、社員の健康や子育てをオンラインや対面、自宅でもサポートする
・産前産後ケア事業
産前産後の妊産婦やそのパートナーをオンラインで継続的に支援する

今後も助産師を起点とし、さまざまな業種と連携することで、今までなかった新しい視点のもと、現代に必要なサービスをタイムリーに提供していきます。


【株式会社With Midwife概要】
設立日:令和元年11月1日
資本金:300万円
代表 :岸畑 聖月
所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目11番4 大阪駅前第4ビル9階923
理念 :
「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも 取り残されない未来」の実現
目の前のいのちだけでなく、流産や死産など、目に見えないいのちも私たちは日常的に目にしています。そんないのちも、決して取り残されない社会を、私たちは助産師の「寄り添う(care)」チカラで実現します。


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