第3回車いすテニスグローバルチャレンジが開催

プレスリリース発表元企業:B-ADAPTIVE FOUNDATION

配信日時: 2020-02-22 14:00:00


2020年1月25日(土)26日(日)の二日間にわたり、第3回車いすテニスグローバルチャレンジが開催されました。今回の会場は、アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ市のカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のテニスコート。ロサンゼルスを拠点に活動するNPO団体B-Adaptive Foundation(BAF)の主催で行われた同イベントには、日本、カナダ、アメリカの各国から合計12名のジュニアの車いすテニス選手が招待され、国際親善試合が行われました。

2020年1月25日(土)26日(日)の二日間にわたり、第3回車いすテニスグローバルチャレンジが開催されました。今回の会場は、アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ市のカリフォルニア州立大学ロングビーチ校のテニスコート。ロサンゼルスを拠点に活動するNPO団体B-Adaptive Foundation(BAF)の主催で行われた同イベントには、日本、カナダ、アメリカの各国から合計12名のジュニアの車いすテニス選手が招待され、国際親善試合が行われました。


1月21日(火)に現地入りした日本の選手達は約一週間という短い滞在の中で、試合や練習以外にも様々なアクティビティを行いました。


まず1934年、1984年夏季オリンピックの開会式、閉会式会場である、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムを訪問。また、電車を使い、観光地として有名なサンタモニカ、ハリウッドを散策し、リラックスした時間を過ごしました。こうした機会を通じ、日本とは違うバリアフリーの環境を体感し、様々な事を感じてもらいました。


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また、23日(木)には、2028年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地であるロサンゼルス市内にある組織委員会を訪問。開催に向けてロサンゼルスのバリアフリー環境はどうなのか等、準備を着々と進めている組織委員会の元女子競泳メダリストでもあるジャネット・エヴァンス氏の貴重なお話しをお聞きすることができました。東京、パリ、ロサンゼルスパラリンピックを目指す選手達にとっては、正に環境の違いを直接肌で感じられる貴重な時間となりました。


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24日(金)にはアメリカ、カナダの選手も現地入りし、25日(土)には国別対抗の親善試合が行われました。前大会同様、各選手がシングルス2試合、ダブルス2試合ずつの計4試合を行う総当たり戦で優勝を争いました。今年は何と、日本チーム、アメリカチームの勝利数、直接対戦成績が同数でした。しかし、最後は総獲得ゲーム数の差でアメリカが優勝を飾りました。


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この日の夜には選手、コーチ、スポンサー、スタッフが一同に会し、レセプションが行われました。当初、言葉の壁からか少しためらいを見せていた選手ですが、会が進むに連れて連絡先を交換するなど、すっかり打ち解けた様子を見せていました。


26日(日)は日本、アメリカ、カナダの選手に加え、前回大会に参加したサンディエゴ州立大学の車いすテニス選手と、国や性別に関係なくダブルスのパートナーを決め、交流試合を行いました。前日のレセプションで交流を持った事もあり、この日は終始和やかなムードで試合が行われ、言語の異なるパートナーともスムーズにコミュニケーションをとりながらプレーする様子が印象的でした。


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3回目の開催となったグローバルチャレンジですが、毎大会選手たちには保護者を伴わない渡航をお願いしています。大会を通して、選手同士で助け合い、様々なチャレンジを乗り越えることによって、大きな自信になってくれたと思います。

もちろん彼らがアスリートとして成長し、この選手たちが2028年のロサンゼルスパラリンピックに出られるような選手になってくれればとても嬉しい事です。しかし、それ以上にこれらの活動を通して人にはできない様々な経験をしてもらい、たくさんの事を感じて欲しいと思っています。そして、この選手達が成長した時に、多様性に対して寛大な社会を築くリーダーとなって行って欲しいと願っています。



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