ジボダン社、2019年度通期業績を発表
配信日時: 2020-02-12 10:00:00
ジボダン ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:ピーター・ツィンク)は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニー、ジボダン社(スイス)のグループ全体の2019年度通期(1月-12月)売上高が6,203百万スイスフラン(前年度比12.2%増)、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースで同5.8%増になったと発表しました。
■業績の概要
事業部別では、フレーバー事業部の売上高は3,404百万スイスフラン(前年度比13.4%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同4.5%の増加となりました。
一方、フレグランス事業部の売上高は2,799百万スイスフラン(前年度比10.9%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同7.3%の増加となりました。
ジボダン社は、2019年度もプロジェクトのパイプラインと新規ビジネスの獲得(New Win)が高水準で推移し、好業績を達成しました。その要因として、最近の買収による補完効果により、天然原料、健康とウェルネス、アクティブビューティ、統合ソリューション等の戦略的重点分野が伸びたことに加え、各国・地域のお客様への売上が大幅な伸びを示すなど、すべての製品分野と地域で売上高がめざましく伸長したことが挙げられます。
今後も、原料費の上昇を補うため、お客様のご理解ご協力のもと、価格改定を進めてまいります。
ジボダン社CEOのジル・アンドリエは、次のように述べています。「2019年のめざましい業績は、重要な戦略上の施策を実施しながらも、堅調な事業成長と、業界トップクラスの財務実績を継続的に達成する当社の能力を裏付けるものです。2019年度の成果を大変、喜ばしく思うとともに、2020年に向けての5か年計画で設定した戦略目標のすべてを達成できるものと確信しています。」
■アンゲラー社買収
2019年11月、ジボダン社は、米国を拠点にフレーバーとフレグランス、特殊原料を開発・製造・販売するアンゲラー・アンド・カンパニーを買収することで合意したと発表しました。買収手続きは計画どおり進んでおり、2020年度第1四半期に完了する予定です。
■2020年に向けての5か年計画 ― 責任ある成長、成功の共有
ジボダン社の2020年に向けての5か年計画の目標は、利益と責任ある成長を通じてさらなる価値を創出することです。ジボダン・グループは5か年計画の最終年度においても、「お客様と共に成長すること」、「卓越した商品やサービスを提供すること」、「成功を共有するためのパートナーシップ」の3つを柱に据えています。
また、2020年に向けての5か年計画の一環として、ジボダン社は、お客様に魅力的なソリューションを提供するために、既存の能力を補完することに的を絞った企業や事業の獲得を通じて、価値を創出することにも取り組んでいます。2014年度以降、ジボダン社は企業や事業を15件買収しましたが、いずれも5か年計画における成長戦略に完全に合致したものです。
意欲的な財務目標は、ジボダン社の戦略の基礎となるものです。市場の成長を上回る4-5%の売上高の拡大と、売上高フリーキャッシュフロー比率12-17%を目標に掲げています。この2つの目標値は、5か年(2016年-2020年)における平均値です。また、目標でもある配当については、ジボダン社は現在の配当を維持していく意向です。
■ジボダン社の存在目的
ジボダン社は、その存在目的「自然環境を敬い、人々のより幸せで健康的な暮らしを創造する。さあ、共に思い描きましょう。」を事業戦略の中心に据えています。この存在目的の下、ジボダン社は創造、自然環境、人材、コミュニティの4つの重点分野について、厳しくも意欲的な目標を設定しています。その目標とはそれぞれ、人々のより幸せで健康的な暮らしに貢献する創造活動を通して、2030年までにビジネスを倍増させること、2050年までに地球の気象環境にプラスな企業になること、2025年までに、インクルージョンの推進で世界を代表する企業になること、そして2030年までに、すべての原材料とサービスを、人と自然環境に優しい方法で調達できるようにすることです。
■フレーバー事業部
2019年度の売上高は3,404百万スイスフラン(前年度比13.4%増)に達し、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同4.5%の増加となりました。
好業績の要因としては、新規ビジネスの獲得(New Win)と、全ての地域でお客様への売上が好調に推移したことが挙げられます。2020年に向けての5か年計画の戦略的重点分野では、健康とウェルネス分野の売上高が2桁の伸び、天然原料分野が1桁台の伸びを、それぞれ達成しました。
また、セグメント別では、飲料、セイボリー、スナック、スイーツが事業部全体の売上高の伸びに貢献しました。
■フレグランス事業部
2019年度の売上高は2,799百万スイスフラン(前年度比10.9%増)となり、為替、買収、売却等の要因を除外した業績ベースでは同7.3%の増加となりました。売上高の伸びは、新規ビジネス(New Win)が好調であったことと、原料費上昇の影響を補うための価格改定によるものです。
■ジボダン社について
ジボダン社は、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーです。食品・飲料・家庭用品・香水のメーカーなどと密に連携し、世界各地のお客様に喜んでいただける味と香りを開発しています。お客様の嗜好を把握したいという情熱と、革新的製品へのあくなき探求心を基に、フレグランスとフレーバー業界のリーディングカンパニーとして「engage your senses(あなたの感性を魅了する)」フレグランスとフレーバーを創り出してきました。2019年の売上高は62億スイスフランに上ります。ジボダン社はスイス本社のほかに、180を超える地域に拠点を構え、従業員も全世界で約14,900名を擁しています。日本市場には1920年代に参入し、1973年にはジボダン ジャパン株式会社を設立、幅広く日本で事業を展開しています。
ジボダン社の詳細は、 https://jp.givaudan.com をご覧ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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