地元ファン獲得を図るエリアマーケティングの実証実験をガンバ大阪で実施

プレスリリース発表元企業:パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

配信日時: 2020-02-05 10:00:00

地理情報を活用し、ポスティングが効果的なエリアを算出

パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(本社:大阪市北区 代表取締役社長:石井誠 以下:パナソニックIS)とアドソル日進株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:上田富三 東証1部 以下:アドソル日進)は、2019年4月から10月までに、株式会社ガンバ大阪(本社:大阪府吹田市 代表取締役社長:山内隆司 以下:ガンバ大阪)の協力のもと、地理情報を活用したエリアマーケティングの実証実験を実施しました。
 今後、サッカーをはじめ野球、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツ市場における拡販に向けた実用化を目指します。




本実験の概要 ・・・ 会員データとオープンデータをもとにポスティングエリアを選定



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本実験では、ホームタウン(本拠地)に向けたポスティングを行うにあたり、ガンバ大阪の保有するホームタウン会員データと人口密度・世帯構成・推計消費額などの国勢調査情報、さらに各世帯から最寄駅までの距離・最寄駅からスタジアムまでの乗換回数といった鉄道データを地図上に可視化し、配布エリアを選定。

2019年4月(2試合)、9月、10月の計4試合でエリア選定~ポスティング~効果測定を実施したところ「世帯数に対してホームタウン会員が少なく、スポーツ観覧料消費が高く、スタジアムへのアクセスが良好なエリア」へのポスティングが効果的であるという結果が得られ、計4試合を通じて847名の新規ホームタウン会員獲得と1564名の集客(全体のうち、新規会員の集客数)につながりました。

会員データとオープンデータの組み合わせ、特に距離や乗換回数などの心理的要因となるデータを活用した分析は、これまでのスポーツビジネスにおけるエリアマーケティングになかった新しい試みであり、「ポスティングの精度向上」「ホームタウンとの関係性強化」に寄与していくものと期待できます。

なお、本実験はパナソニックISが主体となり、アドソル日進の地理情報システム「SUNMAP」を分析ツールに使用して実施しています。


本実験の内容を「第3回スポーツビジネス産業展」で展示

本実験の内容は、2020年2月5日(水)~7日(金)に幕張メッセで開催される「第3回 スポーツビジネス産業展」(パナソニック株式会社ブース)にも展示予定です。

パナソニックISとアドソル日進は、本実験の成果をふまえ協業し、サッカーをはじめ野球、バスケットボール、バレーボールなどのスポーツ市場における拡販に向けたソリューション化を推進します。

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「第3回 スポーツビジネス産業展」開催概要

【開催日時】 2020年2月5日(水)~7日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
【会  場】 幕張メッセ(パナソニックブースは5-90)
【入 場 料】 無料(登録制)
【主  催】 リード エグジビション ジャパン株式会社
第3回 スポーツビジネス産業展 公式サイト:https://www.sportsexpo.jp/


■データの取り扱いについて
推計消費額は「総務省統計局 平成 27 年 国勢調査(小地域)」「総務省統計局家計調査 家計収支編」「統計でみる市区町村のすがた」を元にESRIジャパン株式会社が推計したデータを使用しています。
ホームタウン会員の個人情報は、法令および株式会社ガンバ大阪の定める個人情報保護方針に従って安全かつ適切に取り扱っています。

■パナソニック インフォメーションシステムズについて
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、製造業をはじめ幅広いお客さまに高付加価値のシステム・サービスをお届けするIT“サービス”企業です。
パナソニックグループのIT中核会社として、そのグローバルな事業展開を多様な業務システムで支援しています。また、その中で培った経験とノウハウを強みに、IT事業会社としてパナソニックグループ以外のお客さまに対してもトータルソリューションをご提供しています。
URL:https://is-c.panasonic.co.jp/

■アドソル日進について
アドソル日進株式会社(東証1部)は、ICTエンジニアリング企業として1976年の創業以来、東京・大阪・福岡・仙台・米国サンノゼを拠点に、エネルギー(電力・ガス)、道路、鉄道、航空、宇宙、防災、情報通信、決済などの社会インフラと、次世代自動車、医療機器、産業機器などのIoT製品向けに、大規模基幹システム、クラウド、AI、サイバー・セキュリティ、無線通信、組み込みOSなどの先進的なIoTソリューションをご提供しております。
また、国立研究機関や各大学、国内外企業との提携による、最先端テクノロジーの研究やオープンイノベーションによるデジタル・トランスフォーメーション(DX)やIoTへの取り組みも加速させております。
地理情報システム(現実世界の中にある、地理情報(位置を基にしたさまざまな情報)を作成、管理、表現、検索、分析、共有するための技術でありGISと呼ぶ 。Geographic Information System)については、世界No.1のGISエンジンである“ArcGIS”を活用した”SUNMAP”にて、ご要望に応じたサービスを提供するため製品化した地図配信サービスです。見える化、地図視点での分析などのソリューションをご提供致します。
URL:https://www.adniss.jp/

以上

※本文に記載されている会社名および製品名は各社の商標または登録商標です。

【お問い合わせ先】
<報道関係者様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
ビジネス企画・管理部 マーケティングチーム 山田 弥季
TEL:03-5715-5470 FAX:03-5715-5471 E-mail:press-pisc@ml.jp.panasonic.com

<お客様>
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社 営業統括部
東日本ソリューション営業部 TEL:03-5715-5477
西日本ソリューション営業部 TEL:06-6377-0050
E-mail:sales-pisc@ml.jp.panasonic.com

<「施設空間ITソリューション」紹介URL>
https://is-c.panasonic.co.jp/service/solution/facilities/

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