ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展に日本のシェアハウス・コワーキングスペースが初出展! 巣鴨・大塚のRYOZAN PARK

プレスリリース発表元企業:RYOZAN PARK

配信日時: 2020-02-05 07:00:00


 ヴェネチア国際映画祭などで有名なヴェネチア・ビエンナーレの第17回国際建築展(2020年6月7日~11月23日)で、東京都豊島区巣鴨や大塚でシェアハウス、シェアオフィス、イングリッシュプリスクールを運営するRYOZAN PARK(リョーザンパーク)が、国籍・文化を超えた若者や若い家族が模索しながら、住み、働き、育てる「新しい共住空間」の様子を発表します。


 今回の展示全体のテーマは「いかに共生するか?」” How will we live together?” 総合ディレクターのハーシム・サルキスは「政治的格差と経済的不平等が拡大する中、新しい空間共有の形が必要とされている。建築家に求められているのは非排他的に共生できる空間を創造することだ」と述べています。このたび、巣鴨・大塚でシェアハウス・コワーキングスペース・プリスクールを運営するRYOZAN PARKが、共生型コミュニティとして日本初の取り組みを評価され、ヴェネチア・ビエンナーレ第17回国際建築展に出展する運びとなりました。


新しい「共住」の住まい方を構築しよう  

 2019年夏、フィンランドを訪問したRYOZAN PARKのオーナーの竹沢徳剛とレイチェルファーガソン夫妻は、フィンランドの建築集団 Architectural Democracyのペドロ アイベオ(Pedro Aibéo)の主催した講演会に登壇しました。これをきっかけに「日本とフィンランド」「大都市と地方」という地球の反対側にある環境であっても、新しい「共住」の住まい方を模索し構築しようしていく同志として、両者は共感を深めます。そして2020年のヴェネチア・ビエンナーレを主催するヨーロッパ文化センター(ECC)から招待を受けていたペドロたちの誘いで、共同で展示を行うことになりました。

 RYOZAN PARKは東京で暮らす若者、起業家、そして小さな子供を抱えた家族がシェアハウスやシェアオフィスで暮らす働く様子を映像として展示するほか、「建築の民主化」を通しての都市計画とコミュニティデザインについて発表します。 


■RYOZAN PARK とは  

 〜目指すのは「村」のようなコミュニティづくり

東邦建材工業株式会社(代表:竹沢吉雄)が運営するシェアハウス、オフィスなどの総称。その取り組みが評価され、19年11月には在日英国商工会議所主催「2019アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しました。


これまでのプレスリリース(https://www.value-press.com/corporation/55528 ) 

最近のメディア掲載(https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/contents/people/001-3.html  )


 東日本大震災をきっかけに2012年、水滸伝の梁山泊のような、志がある人が集まり成長できる場所づくりを始める。目指したのは、孤独感や低出生率などの日本の社会問題に向き合う、ワークライフバランスや多様性、男女共同参画を大切にする国際的なコミュニティとしてのシェアハウスでした。どんなバックグラウンドでも、チャレンジしたい人なら家族のように迎える「村」を地元の巣鴨や大塚に広げたいという思いを胸に活動を広げています。2014年には、日本創生会議が「消滅可能性都市」として23区で唯一豊島区を選んだことを契機に、シェアオフィスに併設する子育てと仕事の両立を図る家族向けの託児付きワークスペースを作りました。


〜自らの意思で参加していく「選択縁」による大家族的コミュニティを

 7年間のうちシェアハウス内で結婚したカップルは20組余り。生まれた子供達は20人を超えています。プリスクールでは通算150組以上のインターナショナルな家族が集まり、子育てと仕事の両立を図っています。また現会員として200名を越す起業家、個人事業主をはじめ、若手の音楽家や芸術家たちが集まり、様々なプロジェクトが生み出されサービスや作品が発表されています。大都市に住む若者達が「地縁」「血縁」を超え、自らの意思で参加していく「選択縁」によって形成された、大都市の中の小さな村のような大家族的コミュニティとなっています。


<住人らの主な活動・メディア掲載例>

・長谷川愛 アーティスト 東大員特任研究員

〈20XX年の革命家になるには-スペキュラティヴ・デザインの授業〉20年1月上梓 (https://www.amazon.co.jp/dp/480251171X/


・藤井浩人 前美濃加茂市長

〈投票権は失ったが 有罪の元最年少市長、原点に海外放浪〉朝日新聞 19年4月https://www.asahi.com/articles/ASM4K5G6WM4KOIPE01K.html  


・大杉慎平 起業家

〈配達空振り、わずか2% 電気使用量でAIが在宅予測〉 日本経済新聞 19年2月https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41063440Y9A200C1X11000/  


・株式会社 manma 

〈若者のライフキャリア支援「家族留学」を行う。若者が子育て家庭に訪問し、将来の働き方や子育てを学ぶ機会を提供する。〉

https://manma.co/  


・株式会社Barbara Pool 

〈企業や地域のビジネス課題をクリエイティブ×マーケティングで解決する。〉

https://www.barbarapool.com/  


■第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展について

 ヴェネチア・ビエンナーレはイタリアの島都市ヴェネチア(ベニス)の市内各所を会場とする、芸術のオリンピックと評され、世界で最も歴史ある国際美術展です。ヴェネチア国際映画祭もこの一部門。1895年に最初の美術展が開かれて以来、100年以上の歴史を刻んでいます。ドクメンタや広州ビエンナーレ、横浜トリエンナーレなど、世界各地で諸芸術の国際展覧会が開催されるようになってきていますが、ヴェネチア・ビエンナーレはそれらの元祖にあたる存在です。「ビエンナーレ」とは「隔年」という意味のイタリア語で、同様な芸術祭の多くが「~ビエンナーレ」や「~トリエンナーレ」などとイタリア語で名付けられているのは、ヴェネチア・ビエンナーレが範とされていることによるものです。美術展として出発しつつも、ヴェネチア・ビエンナーレはその発展の過程で、国際音楽祭、国際映画祭、国際演劇祭、そして国際建築展を独立部門として抱えるようになりました。国際建築展は美術展の開催年をサンドイッチするように隔年開催され、美術展と同様に各国が自国のパヴィリオンや市内各所に代表を送り込んで出展する形式を採っています。

 ヴェネチア・ビエンナーレへの出品者にはセザンヌ、ピカソ、マティス、ジョーンズ、リキテンスタイン、ラウシェンバーグらが名を連ねています。日本のこれまでの主要な参加者には、藤田嗣治、横山大観、岡本太郎、棟方志功(版画・大賞)、黒澤明(映画・獅子賞)、北野武(映画・銀獅子賞)、伊東豊雄(建築展金獅子賞)の各氏がいます


<第17回 ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 開催概要>

作品      :Architect Democracy & RYOZAN PARK 

開催日     :2020年5月23日(土曜日)から11月29日(日曜日)

開催場所    :パラッゾ・モラ(Palazzo Mora) もしくはジャルディーニ(Giardini di Castello)


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