クリスタルISがシングルチップのUVC LEDで記録的性能を達成

プレスリリース発表元企業:Crystal IS, Inc.

配信日時: 2013-03-25 18:51:00

高性能UVC LEDが科学計測器や水の消毒などの広範な分野での応用に貢献

(米ニューヨーク州グリーンアイランド)- (ビジネスワイヤ) -- 監視・浄化・消毒用途向け専有的高性能紫外発光ダイオード(UVC LED)の製造をリードするクリスタルISは本日、波長260nmの1個のUVC LEDの連続動作で65mWを超える光出力を達成したと発表しました。この画期的な成果の詳細は、最近アプライド・フィジクス・エクスプレス誌で公表されました。

UVC LED Engineering sample from Crystal IS. (Photo: Business Wire) UVC LED Engineering sample from Crystal IS. (Photo: Business Wire)

クリスタルISの創業者で最高技術責任者(CTO)のレオ・ショーウォルターは、次のように述べています。「これは、より明るく効率的で信頼性に優れたUVC LEDの開発を目指す継続的取り組みで技術面での節目となる成果です。ダイの薄型化と封入技術の採用により、光子の抽出効率を15%以高めることに成功しました。自社開発の窒化アルミニウム基板上にLEDを製造することで、サファイア上に製造したダイオードの性能をはるかに上回り、250~280nmの波長範囲で実現可能な最高レベルの効率と寿命の組み合わせで業界を先導しています。」

ラリー・フェルトン最高経営責任者(CEO)は次のように語っています。「今回の研究開発の成果では、わずか1年前と比べて性能が6倍以上向上しています。当社の事業運営も同様のペースで進展しており、当社とLEDは商業的成功を収める準備が整いつつあります。」

UVCとは、波長が200~280ナノメートル(nm)の紫外線光を指します。UVC波長の紫外線光は、水の消毒、物体表面の滅菌、食品や空気中の有害な微生物の破壊、分光器などの用途に利用できます。ヨール・デベロップメントによれば、従来ランプからUV LEDランプへの置き換えがますます進んでおり、2012年にはUVCランプ市場が約2億ドル規模に達する見通しです。

事業開発担当上席副社長のテレス・ジョルダンは、次のように述べています。「当社製品は、現代の衛生に関する緊急課題のいくつかに対応できます。水と空気の殺菌だけでなく、UVCを用いた品質監視で需要が伸びています。同様に、分光器でもUVC LEDの高出力の利用が始まっています。UVC LEDはUVランプとは異なり、水銀を使用せず、コンパクトかつ堅牢で耐久性に優れ、幅広い設途に対応します。また長寿命で、製品廃棄時に環境にやさしいというメリットもあります。」

UVC LEDのエンジニアリングサンプルは、クリスタルISから入手できます。

クリスタルISについて:

クリスタルISは、ニューヨーク州にある旭化成系列の企業です。水・食品・空気・医療分野を対象に、監視・浄化・滅菌用途の専有的高性能紫外発光ダイオード(UVC LED)を製造する大手企業です。当社のLEDは性能と設計自由度が高く、従来のUV源の限界による制約を受けることなく新たな用途や製品を開発できる無限の可能性をエンジニアに提供します。クリスタルISと旭化成は、両社の顧客と同じ決意の下、健康的な生活と暮らしを実現する世界的ソリューションの開発に取り組んでいます。詳しい情報については、www.cisuvc.comをご覧ください。

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連絡先
Crystal IS, Inc.
Therese Jordan, 518-687-1016
SVP Business Development
Jordan@crystal-is.com

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