国内初のトルンサークル「KUISトルンアンサンブル」第一期生による卒業記念演奏会を開催します
配信日時: 2020-01-24 02:05:03
神田外語大学(千葉市美浜区/学長:宮内孝久)では、ベトナムの竹製鍵盤打楽器「トルン」のプロ奏者、小栗久美子非常勤講師の指導の下、2017年に国内初のトルンサークル「KUISトルンアンサンブル」※1を発足。 このたび1月31日(金)に、サークルの第1期生が卒業記念公演として演奏会を開催します。学内だけでなく、学外でも数々の演奏を経験したKUISトルンアンサンブル第1期生にとって、練習の成果を披露する最後の場となります。
KUIS※1…神田外語大学 (Kanda University of International Studies)
神田外語大学では「言葉は世界をつなぐ平和の礎」を建学の理念として、グローバルな人材、国際社会に通用する人材の育成を推進しています。英語やイベロアメリカ言語だけでなく、これから近年目覚ましい経済発展を遂げるアジア言語圏のインドネシア・ベトナム・タイといった東南アジアの言語や文化の教育についても力を入れています。
2017年にはベトナムの竹製鍵盤打楽器「トルン」のプロ演奏者である本学の小栗非常勤講師の指導の下、国内の大学で初となるトルンサークル「KUISトルンアンサンブル」を発足。学内のイベントや学園祭に出演するほか、小栗非常勤講師とともに学外でも演奏経験を重ねており、これまでに代々木公園にて毎年開催されているベトナムフェスティバルや神奈川県が主催するベトナムフェスタin神奈川などにも出演。国内初のトルンサークルとして注目を集めています。
小栗非常勤講師は幼少期より音楽を学び、東京外国語大学でベトナム語を専攻したことがきっかけでトルンと出会いました。その美しいフォルムや、竹という身近で素朴な素材から放たれる神秘的な響きに魅了され、一人でも多くの方にこの感動を伝えたいと思ったそうです。トルンの歴史研究のために大学院へ進学し、研究と平行に演奏技術を習得するためにベトナムへ留学。その留学が叶うまでも様々な出来事があり、サポートしてくれた人々やベトナムで出会えた人々への感謝など、自身の演奏活動において多くの想いを胸にトルンを奏でているとのこと。神田外語大学の学生たちにトルンを指導する際は、歴史や演奏技術だけでなく、自身の経験やそういった想いを伝えることで、可能性が無限大の学生たちに何か感じてもらえたらと話されていました。
日本初のトルンの授業からうまれた、日本初の学生トルンサークル「KUISトルンアンサンブル」。小栗非常勤講師がトルンに出会って感動したように、学生たちも強い思いに突き動かされ歴史を作りました。大学公認サークルに成長させるべく努力を重ねてきた第一期生の最後のパフォーマンスとして、1月31日(金)に卒業記念公演を行います。温もり溢れるベトナム竹の響き、思い溢れる感動のステージを是非、ご覧ください。
<KUISトルンアンサンブル 第1期生 卒業記念公演 ~Last Performance~>
【日 時】 2020年1月31日(金) 18:30開演(18:00開場)
【場 所】 アイリスホール (東京都葛飾区立石6-33-1 かつしかシンフォニーヒルズ)
※アクセス https://www.k-mil.gr.jp/institution/access/sym_access.html
【出 演】 KUISトルンアンサンブル/小栗久美子 非常勤講師(トルン)
【ゲスト】 森川拓哉 氏(バイオリン)/佐藤直子 氏(パーカッション)
【主 催】 o.g.music(オージーミュージック)
【後 援】 駐日ベトナム社会主義共和国大使館/ベトナム航空/神田外語大学/マリンバ北星会
【参加費】 全席自由 1,500円(当日 2,000円) ※事前・当日ともに税込
【申込方法】 o.g.music(オージーミュージック)への申し込み
※詳細は別添チラシに記載
◆ベトナム民族楽器 トルンとは
ベトナム中部高原(タイグエン地方)の少数民族が伝承してきた竹製の音階打楽器。中国やフランスの統治下に置かれた歴史的な背景や多民族国家でもあるベトナムでは独自の文化が形成され、トルンもその一つである。もとは田畑に動物を寄せ付けないよう鳴らす道具から始まったと言われており、数本の竹を吊るした小型の楽器であるが、1970年代に首都ハノイで音楽家らによって大きく改良され、ベトナムを代表する楽器として発展した。鍵盤である竹が温度や湿度に強く影響を受けるため、演奏する環境によって響きの印象が大きく異なることも特徴的。自然豊かなベトナムの大地と人々の知恵や情熱が培ってきた古の響きである。
◆神田外語大学 小栗久美子非常勤講師からのメッセージ
KUISトルンアンサンブルは、神田外語大学で私のトルンを扱った授業を受講した学生たちが立ち上げた大学公認サークルです。トルンアンサンブルのサークル発足は全てにおいて初の試みだったため、代表や副代表をはじめとする中心メンバーの学生たちと幾度も話し合いを重ね、様々な想いを込めて土台作りをしました。そのサークル立ち上げメンバーも今年度で4年生、今春に卒業します。そこで、学生たちの功績に対する敬意と感謝を込めて、記念コンサートを企画いたしました。素晴らしいゲストもお招きし、一期一会のアンサンブルをお届けします。温もり溢れるベトナム竹の響きと、思い溢れる感動のステージを是非ご一緒に体験いただきたく、チラシとともにご案内申し上げます。
彼らの最後のパフォーマンスに是非エールをお送りください。
【講師プロフィール】
●小栗 久美子
o.g.music主宰。神田外語大学非常勤講師。
東京外国語大学ベトナム語学科卒。同大学大学院修了。学生時代にトルンの歴史研究及び演奏技術を学びにベトナムへ留学。トルンをマイ・ティ・ライ、ドー・ロック、グエン・トゥ・トゥイ各氏に師事。 数々のリサイタルや自主企画公演を開催。師匠にあたるライ氏とそのご家族「チェ・ヴィエット・ファミリーバンド」をベトナムより招き、横浜みなとみらいホール、福島市音楽堂にて企画・開催した「ベトナムバンブーコンサート」は夢の師弟共演として好評を博した。
日本におけるトルンの第一人者として駐日ベトナム大使館やベトナム航空より招かれるほか、全国各地で演奏活動を展開。ベトナムの国家主席や書記長来日祝賀会でも度々御前演奏を行っている。 オリジナル曲を収めた1stアルバムとベトナム人奏者とともにハノイで収録した2ndアルバムをリリース。日本経済新聞の文化面をはじめ、新聞や雑誌で数多く紹介されるほか、TVやラジオ番組にも出演多数。そのほかレコーディングの参加、大学で講師を務めるなど活動の幅を広げている。 講師を務める神田外語大学では日本初の学生トルンサークル「KUISトルンアンサンブル」を指導。現在マリンバ教室も主宰。
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人佐野学園 法人本部広報部
栗城
住所:101-8525
TEL:03-3258-5837
FAX:03-5298-4123
メール:media@kandagaigo.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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