災害現場など電波が届かないエリアでも携帯電話通信を可能にする“移動通信中継局”を共同開発

プレスリリース発表元企業:京セラ株式会社

配信日時: 2020-01-09 10:45:00

ブルーイノベーション株式会社(本社:東京都文京区、社長:熊田 貴之、以下ブルーイノベーション)と、京セラ株式会社(本社:京都市伏見区、社長:谷本 秀夫、以下京セラ)は、ドローン分野での新たなソリューションとして、ドローンを利用した“移動通信中継局”を共同開発することに合意しましたので、お知らせいたします。
“移動通信中継局”は、災害現場などの携帯電話の電波が届かないエリアにおいて、通信中継局機能を持つ複数のドローンを飛行させることで、平常時と同じように携帯電話での通信を可能にします。ドローン内の通信ユニットが通信エリアを判断し、自動で通信網を形成することが可能です。
ブルーイノベーションが提供する、複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し統合管理を可能にするBlue Earth Platform(BEP)等のシステム・プラットフォーム技術と、京セラが通信機器事業で培ってきた無線通信技術を融合させ、共同開発してまいります。
なお、本開発品は、1月7日~10日の間、米国ラスベガスにて開催されるCES2020のブルーイノベーションブースにて参考展示しております。今後、LTE網や5G網での通信環境の構築実証を重ね、法令改正状況にあわせ、2021年度中の商用化を目指し、開発を進めてまいります。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/202652/img_202652_1.jpg
移動通信中継局搭載ドローン 参考展示品
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/202652/img_202652_2.jpg
移動通信中継局 シミュレーター操作イメージ
※国土地理院地図を加工して作成

■開発における各社の役割
◆ブルーイノベーション:
移動通信中継局システム中のバックエンドシステム(サーバー対応)、フロントエ
ンドシステム(画面インターフェース)の構築
◆京セラ:
ドローン中継局に搭載するLTE網、5G網の構築ができるセルラー通信ユニットの
開発

■Blue Earth Platform(BEP)とは
ブルーイノベーションが開発する、ドローンの属性情報、各種センサーから得られるデータを一元的に統合管理し、AI、ブロックチェーンを活用した最適業務が遂行できる基盤プラットフォームです。BEPの詳細はホームページをご覧ください。
https://www.blue-i.co.jp/advantage/bep/

■京セラ株式会社 概要
代表者:代表取締役社長 谷本 秀夫
設立:1959年4月1日
URL:https://www.kyocera.co.jp/
事業内容:ファインセラミックス、半導体部品、電子部品、情報機器、通信機器、
太陽電池、医療関連製品などの開発、製造、販売。

■ブルーイノベーション株式会社 概要
代表者:代表取締役社長 熊田 貴之
設立:1999年6月10日
URL:https://www.blue-i.co.jp/
事業内容:ドローンパイロット支援事業、法人向けサービス事業、公共向けサービス
事業など。複数のドローン・ロボットを遠隔で制御し、統合管理するため
のベースプラットフォームであるBEPを基軸に、点検、警備、物流、教
育・安全、エンターテインメントの5つの分野でサービス展開。










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