令和最初の第55回記念大会!5種のカニ駅弁対決など人気食材に注目!全国から270種以上の駅弁が新宿・京王百貨店に集結
配信日時: 2019-12-27 10:15:00
株式会社京王百貨店(本社:東京都新宿区、取締役社長:駒田一郎)は、270種類以上の駅弁が集まる『第55回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』を、京王百貨店・新宿店にて2020年1月8日(水)~21日(火)に開催いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/201901/LL_img_201901_1.jpg
5種のカニ駅弁対決
京王百貨店の駅弁大会は、1966年の初開催から今回で55年目の長寿催事。開催2週間(14日間)で売上高は約6億円、約30万食を販売する百貨店最大級の物産展です。全国43都道府県(埼玉、山口、徳島、沖縄を除く)から270種類以上の駅弁がそろいます。
■人気食材「カニ」や“金”をキーワードにした駅弁にも注目!
第33回大会(1998年)から実施している、同種の素材や類似したイメージの食材をクローズアップし、その地域の特徴とこだわりを感じる駅弁の食べ比べを楽しんでいただこうという人気の「対決企画」。
第55回記念大会の目玉は、当大会でも大人気の食材「カニ」の駅弁を集めた「5種のカニ駅弁対決」。タラバガニ・ズワイガニなどを使った“ちらしずし”“かにめし”など、その土地ならではのさまざまな調理法で仕上げた駅弁がそろいます。そのほか、2020年の日本勢の活躍を祈念した「黄金の駅弁対決」や「1964年復刻駅弁対決」など、懐かしの“ご当地の味”から新作までを会場で実演し、出来立てが味わえます。
詳細: https://www.keionet.com/info/shinjuku/ekiben2020/
■開催概要
名称 :第55回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会
日時 :2020年1月8日(水)~21日(火)10~20時
※14日(水)は17時、最終日21日(火)は18時閉場
場所 :京王百貨店新宿店 7階大催場
アクセス:東京都新宿区西新宿1-1-4 新宿駅から徒歩1分
■「5種のカニ駅弁対決」
第55回大会では、過去駅弁大会に登場した中でも最も人気の高い食材の一つである「カニ」を使った駅弁を5種特集します。「カニ」をテーマに対決企画最多の5種を集めた企画は、第41回大会(2006年)の「冬の味覚王者 かに対決」以来2度目。同大会ではエントリーした5種すべてが実演売上販売個数でベスト10に入るという人気ぶりでした。前回大会でもカニをメインにした駅弁2種がベスト10にランクイン。近年は肉系駅弁が躍進しているものの、古くからの王者「カニ」人気は健在です。今大会でも、ズワイガニ、タラバガニ、花咲ガニなどを使った多種多様な駅弁がそろいます。
●福井県 北陸本線 福井駅「がんばれ!かにめし」1,380円 [各日1,000食販売予定]
ロングセラー「越前かにめし」で知られる番匠本店が手掛ける新作駅弁は、紅ズワイガニの爪肉、ズワイの殻付き棒肉、ズワイガニ肩肉のほぐし身、紅ズワイガニ上棒肉のほぐし身、かにみその5種の具材を盛り付け、風味・食感の違いを楽しめるカニづくしの駅弁です。ご飯はカニエキスで炊いたあっさりとした味付けで、盛り付けたカニの味を際立たせています。
●北海道 根室本線 釧路駅「釧祥館ちらし」1,680円[各日1,000食販売予定]
“カニの王様”と呼ばれるタラバガニと“カニの女王”と呼ばれるズワイガニ、花咲ガニの3種を食べ比べできます。3つに仕切られた折箱の中には(1)肉厚なタラバガニの身とタラバガニのほぐし身(2)ズワイガニの爪肉とイクラ、ズワイガニのほぐし身(3)あっさりとした甘みが特徴の花咲ガニのほぐし身をちらした3種のかにちらしが入ります。
●北海道 函館本線 旭川駅「ずわい華御膳」1,680円[各日1,000食販売予定]
ズワイガニをボリュームたっぷりに盛り付けた「旭川駅立売商会」の新作駅弁。イクラやカンピョウ、錦糸玉子等を散らした酢飯の上に、上品で甘みのある身が特徴のズワイガニの脚肉を華に見立てて並べています。ご飯は甘酢で仕上げ、カニの味わいを引き立てます。
●北海道 函館本線 小樽駅「焼ずわい蟹弁当」1,680円[各日1,000食販売予定]
本ズワイガニの殻付き棒肉とカニ爪2本をふっくら香ばしく焼き上げ、イクラとともに盛り付けた新作駅弁です。カニは短時間で焼き上げることで旨味をしっかりと閉じ込め、酢飯との相性良く仕上げています。付け合わせにはカニ・イカ・エビを練り込みふんわりとした食感に仕上げた海鮮シュウマイ、五目玉子焼き、大根の味噌漬けが入ります。
●北海道 函館本線 長万部駅「かなやのかにめし」1,180円[各日1,000食販売予定]
北海道のかにめしの原型といわれる、70年の歴史を誇る駅弁(1950年販売開始)。食感と甘みを出すためにタケノコを混ぜ、香ばしくなるまで炒ったカニのほぐし身をご飯の上に敷き詰め、さらにカニのハサミをイメージした椎茸や錦糸玉子で彩りを添えています。当社の駅弁大会には第2回大会(1967年)に初登場、第4・5回大会では売上個数1位を獲得した実績を持つ老舗の変わらぬ味が11年ぶりに実演で出店します。
■「新作牛肉駅弁対決」
2013年から始まった肉好きの方に向けた企画「肉好きのための新作駅弁」で、肉系駅弁に定評のある調製元が作る新作がそろいます。かつて海鮮が主流であった駅弁も、食文化や調理技術の変化とともに肉系駅弁のシェアが伸びています。
●山形県 奥羽本線 米沢駅「ビビンバ牛肉どまん中」1,500円[各日1,000食販売予定]
1992年の山形新幹線開業の翌年(1993年)に誕生し、第35回大会(2000年)で初登場以来、実演販売個数で常に上位に入り続ける「牛肉どまん中」。定番のしょうゆベースのほか「しお」「みそ」などの味がありますが、今回は定番のラインアップにない“辛”をキーワードに、ご飯が進む甘辛い味付けの「ビビンバ」が初登場。タレで味つけたバラ肉に焼肉を重ねボリューム感を出しています。ご飯は冷めてもおいしい、地元山形県産の「どまんなか」を使用しています。
●佐賀県 佐世保線 武雄温泉駅「佐賀牛ザブトンステーキ・ローストビーフ・ロースすき焼き弁当」1,998円[各日1,000食販売予定]
JR九州主催の「九州駅弁グランプリ」3連覇の実績を持つカイロ堂の新作肉駅弁。ブランド牛の中でもトップクラスの肉質基準を満たす佐賀牛の駅弁は、駅弁大会ベスト10の常連です。今回の新作は、塩・コショウのみで肉本来の旨味を引き出した希少部位「ザブトン」のステーキ、赤身のローストビーフ、柔らかく煮込んだロース肉のすき焼きをぜいたくに盛り付けました。
■「黄金の駅弁対決」
2020年の日本勢の活躍を祈り“金”をキーワードにした、老舗の駅弁がそろいます。
●兵庫県 山陽本線 西明石駅「黄金のひっぱりだこ飯」1,380円[各日800食販売予定]
特産の「明石だこ」のうま煮、穴子のしぐれ煮などがタコ壺を模した容器に入った人気駅弁「ひっぱりだこ飯」。「黄金のひっぱりだこ飯」は、黄金色の容器に加えて、金をイメージしたトビッコや金胡麻をトッピングして風味と食感をプラス。仕上げに“金塊”をイメージした栗を盛り付けています。また、銀鮭や銀杏などの具材が入った銀の容器の「銀のひっぱりだこ飯(1,380円)」も初登場します。
●秋田県 奥羽本線 大館駅「金の鶏樽めし」1,350円[各日600食販売予定]
販売開始から70余年のロングセラー、大館駅の「鶏めし」は、秘伝のスープで炊き込んだあきたこまち100%のご飯の上に、甘辛く煮た鶏肉がのっています。この「鶏めし」の調製元「花善」が今大会で手掛けるのが、鶏めしを黄金の樽型容器にたっぷりと詰めた新作駅弁。原型は1970年に販売開始した「鶏樽めし」で、容器の型は70年代後半には失われていたため、数年前に新聞広告で募集した情報をもとに再現し、今大会用に黄金色で復刻。また、ご飯・おかずともにボリューム満点の仕上がりには、高度成長期まっただ中の当時から変わらない“お腹いっぱい食べて欲しい”という願いが込められています。副菜にはホタテと椎茸の甘露煮、枝豆入り蒲鉾、仕上げに桜の花びらを象った金粉をあしらっています。
※定番の「鶏めし」は1964年当時の掛け紙を復刻し、実演販売します。
●兵庫県 山陽本線 姫路駅「五色穴子の輝弁当」1,350円[各日1,000食販売予定]
創業130余年、「あなごめし」で知られる「まねき食品」が手掛ける、5種の調理法で仕上げた穴子が味わえる新作駅弁です。清酒に漬け込んで蒸し上げた酒蒸し、醤油タレを塗っては焼きを繰り返した醤油焼き、甘辛いタレを塗りながら焼きあげた刻み穴子にさらにタレをあえた刻みたれ和え、香ばしい風味の炭焼き風、醤油ダシで煮た穴子を仕上げに炙った炙り煮が楽しめます。ご飯は、姫路駅で70年に渡って地元の味として親しまれている駅そば「まねきのえきそば」のダシ汁で炊いたダシ飯。“金メダル”をイメージした丸い容器に5種の穴子をたっぷりと盛り付けました。
■「1964年復刻駅弁対決」
交通網の発達により、列車以外の移動手段の増加や列車の高速化による乗車時間短縮で販売数が減少し、厳しさが増す駅弁業界。そのような環境下で新しい駅弁を生み出したりと各調製元が創意工夫して盛り上げようと努力を続けるなかで、リニューアルを重ねたり惜しまれながら消えゆく駅弁も。今大会では、新宿店開店の年でもあり、初の国際スポーツイベントに沸いた1964年当時に販売していた懐かしの駅弁2種がよみがえります。
●愛知県 東海道本線 名古屋駅「復刻版 とり御飯」1,080円[各日700食販売予定]
●山形県 奥羽本線 米沢駅「復刻版米沢牛肉すきやき弁当」1,200円[各日800食販売予定]
■実はレア!5年ぶり・2回目の店内調理「峠の釜めし」
●群馬県 信越本線 横川駅「峠の釜めし」1,100円[各日2,000食販売予定]
1958年に誕生した言わずと知れた有名駅弁。全国的にも珍しい「峠の釜めし」の県外での店内調理販売が、第50回大会(2015年)ぶりに実現します(通算2回目)。普段は横川から輸送しているため、輸送時間・消費期限等の兼ね合いもありお昼前後のみの販売。店内調理で、通常の大会では購入できなかった時間帯にも新宿にいながら温かな出来立てが楽しめます。昆布と秘伝のダシで炊いたごはん、鶏肉、椎茸、ゴボウ、タケノコ、栗などが益子焼の土釜に入っています。
そのほか、滋賀県 東海道本線 草津駅のおにぎりの駅弁「忍者弁当(950円)」や北海道 宗谷本線 稚内駅の海鮮系駅弁「宗谷岬 海の漁火(1,280円)」が実演初登場します。
■参考資料:前回大会「第54回 元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」
・2019年1月9日(水)~22日(火) [14日間]の売上高:約6億円
・販売した駅弁の数:約28万個
・大会期間中の新宿店入店客数、最高は1週目の土曜日(12日):約9万人
※7階大催場のみの入店客数の把握はできません。新宿店全体の入店客数に関しては、通常、平日で6~7万人、土日祝で7~8万人。駅弁大会の期間中は2~3割入店客数が増加します
◇第54回(2019年)大会「実演販売」駅弁の販売個数ベスト10
※価格・名称等は大会開催時のものです
(1) いかめし 780円 北海道/函館本線 森駅 19,840個
(2) 味くらべ牛肉どまん中*1 ◆ 1,500円 山形県/奥羽本線 米沢駅 18,620個
(3) 食べくらべ四大かにめし ◆ 1,400円 北海道/宗谷本線 稚内駅 17,584個
(4) 氏家かきめし 1,080円 北海道/根室本線 厚岸駅 10,519個
(5) 四味 穴子重 ◆ 1,350円 兵庫県/山陽本線 姫路駅 10,509個
(6) 佐賀牛ロースステーキ三昧弁当 ◆ 1,998円 佐賀県/佐世保線 武雄温泉駅 8,962個
(7) ゴジラ対ひっぱりだこ飯*2 ◆ 1,300円 兵庫県/山陽本線 西明石駅 7,852個
(8) 厚切り真たん牛たん弁当 ◆ 1,500円 宮城県/東北新幹線 仙台駅 7,405個
(9) のどぐろ天麩羅と海老づくし弁当 ◆ 1,380円 新潟県/信越本線 新津駅 6,899個
(10) 花咲港のかに便り*3 ◆ 1,380円 北海道/根室本線 釧路駅 6,720個
※駅弁大会では、会場内での「実演販売」約35種類と、現地からさまざまな輸送手段を使って入荷する「輸送駅弁」をあわせて270種類以上の駅弁を販売。準備数が異なるため、販売個数の順位は「実演販売」のみ。
※第55回大会では、◆印の駅弁の出品はありません。
※「いかめし」は、第1回(1966年)、第4回(1969年)、第5回(1970年)大会を除き、第54回(2019年)大会まで49回大会連続1位(通算51回)
*1 味くらべ牛肉どまん中/牛肉どまん中の販売数量を合算したもの
*2 ゴジラ対ひっぱりだこ飯/ひっぱりだこ飯の販売数量を合算したもの
*3 復刻駅弁
【お客様のお問い合わせ先】
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TEL:03-3342-2111(大代表)
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