株式会社グリーンズがIoT重量計スマートマットを活用した食品ロス削減の取り組みを実施
配信日時: 2019-12-19 11:49:58
株式会社グリーンズ(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:村木 雄哉)は、運営するホテル内の朝食サービス提供の際に発生する食品ロスを削減するため、IoTを活用したシステムを複数社と協力して開発。2019年11月よりコンフォートホテルへ試験導入いたします。
食べられるにも関わらず捨てられてしまう「食品ロス」については、近年関心が高まっています。国際連合で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で定められている「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals:SDGs)のターゲットの1つに、2030年までに世界全体の一人当たりの食料廃棄を半減させることが盛り込まれるなど、大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことが社会課題となっています。
2019年1月にRFIDタグを使った「食品ロス削減システム」の開発との試験導入を実施しました。「食品ロス削減システム」とは、人やモノなどのアナログをデジタル化するIoTの仕組みを活用しホテルの朝食利用者数を可視化することで、過剰な食品の提供によって発生する食品ロスを抑制できるシステムです。第1回目の試験導入では、一定の食品ロスの削減を達成することができましたが、精度や運用の面で課題があり仕組みを見直し改めて試験導入を実施することにいたしました。
今回の「食品ロス削減システム」の試験導入は、株式会社スマートショッピングが提供するIoT重量計スマートマットを活用したシステムとなります。兼松コミュニケーションズ株式会社の協力のもと開発を行い、2019年11月より当社の運営するコンフォートホテル東京東神田にて試験導入を行っています。前回のRFIDタグを使ったシステムから、精度が改善され信頼性・可用性も高くなっております。
[画像: https://prtimes.jp/i/42221/3/resize/d42221-3-996518-0.png ]
今後は「食品ロス削減システム」の導入店舗を増やし食品ロスの削減を図って参ります。また、食品ロス削減に加えて今後はIoT重量計スマートマットを活用し、在庫が一定の重量の閾値を下回ると人手を介さず自動で発注を行うシステムも構築する予定です。
わたしたちは今後も積極的にAIやIoTなどの先進技術を活用し、社会課題の解決や業務効率化に努めてまいります。
【株式会社グリーンズ】
株式会社グリーンズは、40ヵ国7,000軒以上のホテルチェーンのグローバルブランドを擁する「チョイスホテルズ事業」と、60年以上のホテル運営の実績をもつ「グリーンズホテルズ事業」とのシナジーで、中間料金帯ホテルチェーンで唯一全国展開に成功しています。
事業内容:ホテル・レストラン・コンベンション・ホテル経営に関するコンサルティング
URL:https://www.kk-greens.jp/
■グリーンズのCSR
グリーンズは「地域社会への奉仕と貢献」を希望目的の1つとし、地域に密着した社会貢献活動や事業を通じての環境活動などを行っています。企業の社会的責任を果たし、半世紀以上にわたり培った地域における信頼をさらに盤石なものとすべく今後も真摯にCSR活動に取り組んでまいります。
https://www.kk-greens.jp/csr/
【協力開発社】
兼松コミュニケーションズ株式会社
本社 :東京都渋谷区
代表取締役社長 :菊地 孝
https://www.kcs.ne.jp/
株式会社スマートショッピング(IoT重量計スマートマット開発・提供会社)
本社 :東京都品川区
共同創業者・代表取締役 :志賀 隆之・林 英俊
https://smartmat.jp/
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