フィット、カナダ・ケベック州の企業と超合理化建設、工期14日プロジェクトにおけるパートナーシップ提携を目指し、12月11日に渋谷ヒカリエで調印式を開催

プレスリリース発表元企業:株式会社フィット

配信日時: 2019-12-10 14:00:00

※3 実績データ コンパクトソーラー販売区画数・住宅商品販売棟数

個人投資家向けクリーンエネルギー発電所や、太陽光付ローコストZEH住宅を展開する株式会社フィット(本社:東京都渋谷区、代表取締役:鈴江 崇文、以下「フィット」)は、12月11日(水)にカナダ・ケベック州企業のNA Structures社及びAmeriCan Structures社と、ケベック州が渋谷ヒカリエ9階にて開催するイベント「This is ケベック」と同階の主催者控室にて、日本での超合理化建設プロジェクトにおけるパートナーシップ提携を目指し、ケベック州政府経済・イノベーション省、ピエール・フィッツギボン大臣の立会いの元、了解覚書(Memorandum of Understanding、以下「MOU」)の調印式を予定しています。
このプロジェクトは、基礎工事までを含めた工期を実働14日で建築する住宅を開発する計画で、建設業界の人手不足解消や、近年増加する自然災害への復興住宅、そして世界の住宅問題への対応を目指しています。


画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/200689/LL_img_200689_1.jpg
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■建設業界の人手不足解消を目指して
少子高齢化等による労働人口の減少は、日本全体で問題になっていますが、その中でも建設業界の人手不足は深刻です。相次ぐ自然災害による震災復興事業や2020年の東京オリンピック関連事業により、建設需要は高い水準を維持しているものの、高齢化や20代~30代の若年就業者の離職率の高さによる人手不足は進んでいます。
当社はこの問題の解消策の一つとして、生産性向上を目的とした工期の短縮に取り組んでいます。その中で、今回、カナダ・ケベック州企業と予定するMOUの締結により、基礎工事まで含めた工期、実働14日で建築可能な住宅の開発を目指します。


画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/200689/LL_img_200689_2.jpg
大工の人数と1人当り着工戸数の推移

■なぜカナダ企業なのか
カナダは日本の木材輸入の最大相手国であり、輸入量全体の29.6%を占めています。(2018年財務省貿易統計より)その中でも、今回MOUを締結予定の企業があるケベック州は、木材産業(木材・木製品)の多い地域です。
カナダの住宅建築では木造枠組壁工法と呼ばれるツーバイフォー工法が主流です。ツーバイフォー工法(2×4枠組壁工法)とは、枠と面(合板)などで構成された壁・床・屋根・天井のパネルを組み合わせて、箱状の構造から家をつくる工法です。この工法はアメリカで開発され、アメリカやカナダなど北米の木造住宅の主流であり、およそ百数十年の歴史を持っています。
このツーバイフォー工法により、日本の大工のような熟練者を必要とする、角材の加工が不要となりました。すなわち、施工を単純明快にすることで、熟練した技術者に頼ることなく、建物の建築が出来るようになったのです。また、使用する木材もサイズの規格化ができ、より価格を抑えた施工が可能になりました。現在カナダでは、ツーバイフォー工法を利用したパネル工法により、工場での合理的な生産体制が築かれています。
このような歴史を持つカナダのツーバイフォー技術と、当社が持つ規格住宅の強みを融合し、実働14日という日本の建築業界の常識を覆す最短工期の住宅を目指します。


■超低価格で超短工期の規格住宅により、世界の住宅問題解決を目指す
フィットは現在、最小限住宅をモデルにした、建物本体価格398万円(税別)~の『超低価格住宅』をWEB限定販売しています。
最小限住宅とは、余計な物は持たずシンプルな暮らしを実現するために、最小限の空間で暮らすことを目的とした住宅です。フィットはこれまでも、本当に必要な機能を絞り込み、コスト・仕様・性能・デザインのベストバランスを追求することで、低価格を実現してきました。必要最小限でありながら、最大限に豊かであるように。私たちは住まいを通じて暮らしやすさと経済性の実現に取り組んでいます。
この『超低価格住宅』で、基礎まで含めた最短建築工期、実働14日で完成できる家を目指します。工期が短いだけでなく、建築スキルが無くても簡単に建てられる家です。これにより、発展途上国の貧困層の住宅問題解決や、雇用創出の可能性を生み出します。
来春には試行棟を建築予定。まずは工期30日を目指し、準備を整えていく予定です。


■NA Structures社について
詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.nastructures.com/


■AmeriCan Structures社について
詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.americanstructure.ca/


■株式会社フィットについて
クリーンエネルギー事業・スマートホーム事業で、コンパクトソーラー発電所・コンパクトバイオマス発電所・スマートホーム・戸建賃貸などの商品を手がけ、「住まいの負担を減らす※1」「個人が自分年金をつくる※2」などの新しい仕組みを生み出し提供しております。
創業10年、コンパクトソーラー発電所では1,000区画、住宅商品では1,397棟を販売建築(2018年4月30日現在※3)、第2創業期に向け社内体制を整え、建築業としては上場企業の中で国内2位(2018年度※4)の経常利益率を達成しました。

フィットは、持続的社会の実現に向けて、持てる再生可能エネルギー技術、建設・不動産技術に、テクノロジー等を組み合わせ、次の世代につながる新しいサービスを提供しています。「常識に捉われず、新しい選択肢を生み出す企画集団」として、非効率な業界の仕組みを最適化することでコスト革命を起こすこと、新しい「選択肢」を生み出すことに挑戦しています。

※1 ソーラーシステムを搭載した住宅を開発、住宅ローンの負担を減らし、がんばらなくても家が持てる提案を。
※2 個人向けにコンパクトソーラー、バイオ発電所を開発し、個人がFIT制度を活用して収益を得る仕組みを。
※3 実績データ コンパクトソーラー販売区画数・住宅商品販売棟数
https://www.atpress.ne.jp/releases/200689/img_200689_3.png
※4 実績データ Stockclip(ストッククリップ)2018年 建設業 経常利益率 ランキング
https://www.stockclip.net/categories/3?column=ordinary_income_ratio

詳しくはこちら https://www.fit-group.jp/company/



≪会社概要≫
商号 : 株式会社フィット
代表者 : 代表取締役 鈴江 崇文
上場証券取引所: 東京証券取引所マザーズ(証券コード:1436)
URL : https://www.fit-group.jp/

[本社]
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目28-13 渋谷新南口ビル2階
TEL :03-5778-9436(代表)
FAX :03-5778-9438

[徳島本社]
所在地:〒771-0130 徳島県徳島市川内町加賀須野1069-23
TEL :088-665-1500(代表)
FAX :088-665-3894

[関西支社]
所在地:〒650-0033 兵庫県神戸市中央区江戸町95 井門神戸ビル3階
TEL :078-332-2237(代表)
FAX :078-332-2231


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