ラティス、アニメーション再生するiPad用3Dビューワの無償配布開始 -iPad上の3D作業指示書や部品表で、現場作業の効率化を支援-

プレスリリース発表元企業:ラティス・テクノロジー株式会社

配信日時: 2013-03-04 11:00:00


2013年3月4日、東京(日本)- ラティス・テクノロジー株式会社は、iPad上でアニメーション再生を実現した3Dビューワ「iXVL Player Ver. 3.0」を、アップル社の運営するApp Store経由で無償配布を開始しました。

2013年3月4日、東京(日本)- ラティス・テクノロジー株式会社(代表取締役社長 鳥谷浩志、以下ラティス)は、iPad上でアニメーション再生を実現した3Dビューワ「iXVL Player Ver. 3.0」(以下、新バージョン)を、アップル社の運営するApp Store経由で無償配布を開始しました。

世界レベルの基本性能を持つ3D 軽量データXVL は、自動車や航空機、造船といった大量の部品から成る製品を開発する製造業において広く利用されています。ラティスはiPad用の3Dビューワを無償提供し、製造現場の業務支援をしてきました。新バージョンでは、3Dアニメーションを含む作業指示書や、部品名称と3D形状が連携する部品表をiPadで閲覧できるので、製造やサービスの現場に分かり易い情報伝達が可能になります。

新バージョンでは、作業指示書内の各作業に対応した、組付け手順をアニメーション再生できます。iPad
を製造現場に持ち出し、そこで作業内容や利用する部品、さらに組付け方法をアニメーションにより確認できるので、製造の初心者の教育にも有用です。また、2Dの分解イラストと部品名称、3D表示が連携する部品表を閲覧することもできます。サービス現場で部品を特定するためのパーツカタログとしての利用が可能です。

なお、作業指示や部品表コンテンツを生成するには、XVL編集ソフト「XVL Studio」で、組立工程や分解手順を定義した上で、iPad用コンテンツ生成ソフト「iXVL Publisher Ver. 3.0」(3月4日発売)を介して、HTML5のコンテンツを生成しておく必要があります。このコンテンツを自社サイトにアップしておけば、iPadでの参照が可能になります。

ラティスは、3Dを利用した直観的なコンテンツをiPad で再現することで、3Dデータ活用を現場まで広げ、設計分野での高価な3D投資を全社のデータ活用による効率化で回収する手法を提案していく考えです。      

※下記弊社サイトにサンプルコンテンツがございますので、ぜひお試しください。
http://www.lattice.co.jp/ja/ixvl/index.html

■iXVL Player製品情報
製品 : iXVL Player Ver. 3.0
対象端末 : iPad、iPad mini
配布方法 : App Store より無償配布

■iXVL Publisher価格情報
iXVL Publisher ライセンス 料金      1,500,000円(税別)
iXVL Publisher 保守 料金       300,000円(税別)
■iXVL Publisher 動作環境 
OS Windows 7 または Windows 7 x64 日本語版
Windows Vista 日本語版
Windows XP SP1 以上,または Windows XP Professional x64 Edition 日本語版 
Windows 2000 日本語版 SP3 以上
メモリ 256 MB 以上(大容量データを扱う場合は 1 GB 以上を推奨)
HDD 50 MB 以上の空き容量

■用語説明
XVL
「XVL」 (eXtensible Virtual world description Language) は、XML(eXtensible Markup Language) をベースとした超軽量3D表現として、ラティスが提唱する表現形式です。XVLを用いることで、3D CADなどで生成されたデータを数百分の1にまで軽量化することができます。また、メモリが少ない環境で巨大な3Dデータを高速表示する技術の実装により、ネットワーク環境での3Dデータ共有に最適な形式です。さらに、XVLに変換されたデータは、無償のXVL Playerで閲覧が可能です。( http://www.lattice.co.jp/ )

現在、干渉チェック機能を搭載したDMUや3Dビジュアル作業手順書を作成するソリューションが市場で高く評価されています。ラティスの XVLは世界中の自動車産業、航空機産業、電機産業等多くの製造業の企業で採用されています。3Dデータの精度と構成情報を保ちながら、軽量にデータ表現できるという特徴から、デザインレビュー、機構シミュレーション、工程設計、作業指示、部品表、イラスト作成などの用途に活用されています。製造業の大手では、3D CADの普及により蓄積された3Dデータの有効活用を目的に、XVL製品を全社規模で導入するケースが増加し、国内外で急速に普及が進んでいます。

■会社概要

ラティス・テクノロジー株式会社
ラティス・テクノロジー株式会社はネット上での軽量3Dソリューションを提供するために1997年10月、慶応義塾大学(当時)の千代倉弘明教授らが中心となって設立したソフトウェアベンチャ企業です。世界トップ水準の性能を持つ3D軽量化技術「XVL」をベースとした3Dデータ活用ソリューションを提供しています。設計を検証するデジタルモックアップから設計・製造情報を伝達するためのテクニカルドキュメントまで、3Dデータ活用のソリューションを幅広く提供しています。

ラティス・テクノロジー株式会社
本社 : 〒102-0074 東京都千代田区九段南3-8-11飛栄九段ビル4F
TEL : 03-5212-5121 / FAX : 03-5212-5122
ホームページ : http://www.lattice.co.jp/
E-mail : casual3d@lattice.co.jp
代表取締役社長 : 鳥谷 浩志
資本金 : 7億円
設立 : 1997年10月


XVLはラティス・テクノロジー株式会社の登録商標です。
iPad, iPad mini、App Store は、Apple Inc. の商標です。
その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:ラティス・テクノロジー株式会社
担当者名:清川 舞
TEL:03-5212-5121
Email:casual3d@lattice.co.jp

プレスリリース情報提供元:valuepress